ちきりん『自分のアタマで考えよう』感想——「考える」とはどういうことかを教えてくれる本

ちきりん『自分のアタマで考えよう』感想——「考える」とはどういうことかを教えてくれる本

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「自分で考えろ」と言われても、具体的に何をすればいいかわからなかった時期がありました。先輩に怒られてから考える癖をつけようとしましたが、なかなかうまくいかず、手に取った本です。

本書の内容

「どうすれば自分のアタマを使って考えられるようになるか」がテーマです。知識と思考の違い・決めるためのプロセス・「なぜ」と「だからなんなのか」を問う習慣など、考えるためのヒントが実例付きで解説されています。

著者のちきりんさんはブロガー・作家として知られており、日常的な事象をシンプルに分析する文体が特徴です。

読んで気づいたこと

「考えた」と「納得した」は違う

本書で最も刺さったのはこの定義です。

「私は考えた」というのは、「私はあるインプットをもとに、なんらかの結論を出した。ある考えに至った」という意味です。

講演や本を読んで「なるほど」と思うのは「納得」です。自分で問いを立てて結論と理由を出して初めて「考えた」になる——この区別を意識するようになりました。

分解図で網羅的に考える

思考には「幅」と「深さ」があります。本書で紹介される「分解図」は、ありうる可能性を漏れなく洗い出すためのツールです。「多角的な視点」という言葉を実践するための具体的な方法として使えます。

就活への応用

就職活動の成否は集めた情報量ではなく、「自分独自の、価値あるフィルターを見つけられたかどうか?」にかかっているのです。

情報量より、自分なりの判断基準を持てるかどうか——就活でも仕事でも使える考え方です。

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