【書評】『自分のアタマで考えよう』(ちきりん)を読んだ感想!考える力をつけるおすすめの本!

【書評】『自分のアタマで考えよう』(ちきりん)を読んだ感想!考える力をつけるおすすめの本!

こんにちは。金沢で学生をしています、あまね(@isaka122)です。

みなさんは、「自分で考えろ!」そんなこと言われた経験はありませんか?
でも、「考えろ」と言われても、実際にどうすればいいかわからないですよね?
何から考えはじめて、どうすればいいのか最初はわからないと思います。
そんな時におすすめできるのが今回紹介する『自分のアタマで考えよう』です。

自分で考えるヒントが詰まった一冊です。

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『自分のアタマで考えよう』の内容

まずはどんな内容の本なのか見ていきましょう。
この本は、ちきりんさんというブロガーさんが書いた本です。
「どうすれば自分のアタマを使って考えることができるようになるか?」が書かれています。

例えば、知識と思考の違い、決めるためのプロセスから考えること、「なぜ」と「だからなんなのか?」を問うことなど、考えるべきこと、そのためのヒントが満載です。

実例付きで解説されているので、わかりやすい内容になっています。

僕が『自分のアタマで考えよう』を手に取ったきっかけ

僕がこの本を読もうと思ったのは、先輩から怒られたことがきっかけでした。

僕は「答え」を教えてもらおうと、人に何でもかんでも聞いていたんですね。
するとある日、その先輩にも同じように聞いてみたんです。
「先輩、これってどうすればいいんでしょうか?」と。
すると、「そんなもん調べるか自分で考えろよ!」と怒られてしまいました。

それから僕はメモをとったり、考える癖をつけるするようになりましたが、まだまだよくわかりませんでした。
そこで今回の本を手に取りました。

『自分のアタマで考えよう』を読んでの感想

僕はこの本からたくさんの「考え方」を知ることができました。
僕のなかでは考えたつもりになっていても、実はそれは「納得」しているだけだったりしたんです。

ただ本や講演会や講義などでインプットするだけでなく、それを自分の頭の中で考えることによってアウトプットを出すこと。
これは全然自分でできていなかったと反省しました。

そして、例えばブログにしてもそうやって自分の頭で考えて書いた記事の方がきっと面白いのだろうと感じました。

刺さった言葉たち

「私は考えた」というのは、「私はあるインプットをもとに、なんらかの結論を出した。ある考えに至ったという意味です。」

これですね。
僕の場合、何かに気づいて「考えた」としてることが多かったです。
でも、ここでは「考える」とは、「何かの問に対してインプットして結論を出すこと」と定義しています。

つまり、「僕は〇〇だと思う。なぜなら〇〇だから。」のように、結論と理由をセットで出してはじめて考えたことになるんだなと思いました。

分解図を使って考えると、「ありえるすべての可能性」を忘れず、網羅的に洗い出すことが可能になります。

本文中に出てくるツール「分解図」についてです。
思考には、幅と深さがあります。
よく「多角的な視点が大事」と言われますが、こういったツールはつかえそうですよね。

就職活動の成否は集めた情報量ではなく、「自分独自の、価値あるフィルターを見つけられたかどうか?」にかかっているのです。

就活についても言及されていました。
闇雲に情報を集めても意味はないんですね。
そうじゃなくて、情報を集める中で自分で考えて、「どういう選び方をすればいいのか」を見つけることが大切なんですね。

まとめ

このように、まさしく考えることについての良い一冊でした。
タイトルどおり、自分のアタマを使って考えることが必要な方、一度読んで見ることをおすすめします。

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