【書評】『アフターコロナの生存戦略』成毛 眞をレビュー!

NO IMAGE

『アフターコロナの生存戦略』を読んだ狙い

僕は最近Facebookで成毛眞さんという方の発信を目にし、面白いなと思ってフォローしていました。元マイクロソフト日本法人の社長ということくらいしか知らなかったので、断片的な意見でなく、彼の考えの大枠を知りたいと思っていたところに、今回この本を見つけました。

2021年9月現在、ワクチン接種が進みそろそろコロナも終わりが見え始めているのかなと思い、次のことを考え始めたいなとも思っていたのでぴったりなこちらの本をまずは読んでみることにしました。

『アフターコロナの生存戦略』の要約

この本ではアフターコロナのビジネストレンド、またコロナ以外の日本のリスクといった全体の話がまずは書かれています。

そしてその中で個人としてどう生きていくか。
働き方の変化や情報社会の中での情報のとり方や遊びやお金の話が続いています。

『アフターコロナの生存戦略』から得た学び

テレビ番組

僕は普段全然テレビを見ないのですが、成毛さんはテレビ番組の中にも面白いものがあるという紹介をされていたので気になりました。制作費がかかっているのだからYoutubeに負けないコンテンツがたくさんある、と。

例えば以下の番組なんかが紹介されています。
町山智浩のアメリカの今を知るTV』

確かにそう言われればバラエティーやワイドショーなどのあまり役に立たないものもありますが、面白そうなコンテンツもありそうです。

ニュースのキャッチアップ

ニュースのキャッチアップについてはやはり海外からのインプットを勧められてしました。

ルジャジーラ・イングリッシュ

あとは技術トレンドのキャッチアップについては『サイエンスZERO』もおすすめされていました。

海外移住について

僕もいつかは海外に住んだり、海外で働きたいと思っているので、海外移住についての話も参考になりました。

成毛さんいわく、「日本人はスペインとかイタリア系の本場ラテンのノリを持ち合わせているのではないか」とのことです。ちょっと僕はまだこれらの国の人と交流がないので、わからないですが、いつかどこかで確認に生きたいと思います。

また、おすすめの国としてはニュージーランドやオーストラリアのパースを挙げられていました。
理由は人種偏見が少ないからとのこと。

海外移住は気候、文化、政治情勢、人間の気質など考えることがたくさんありそうです。

就職、転職について

「転職はどうしても残りたくなければ3年目で5割の人はやめるべき」ということを主張されていました。

入社3年というのはよく聞く話で、僕も3年くらい働いたら考えることになるのだろうと思っていましたし、僕のいるWEB業界もどんどん人が出たり入ったりしています。

しかし、成毛さんは「人生を変えるには業界ごとかえること」をおすすめしており、それでいうと僕はWEB系のエンジニアなので、ちょっと当てはまらなさそうです。

あとは、転職する際には前の会社が見られることになるので、卒業大学よりも最初に入った会社が大事だよということが書かれてしました。

大手がいいかベンチャーがいいかは色んな人がいろんなことを言うので一概には言えませんが、少なくとも僕はもうベンチャーに入ってしまったのでこれについては検証のしようがないですね。

ちなみに、稼ぐには外資一択とのことでした。

情報収集について

情報が溢れている今の時代において、人という情報ソースを持っていることは大事というお話をされました。

雑誌やネット記事を読んで、面白い人がいるならば会いに行くということをされているそうです。
そのためにFacebookを名刺やポートフォリオ代わりに使って、でまともな発信をすることで信頼を得たり、気になったらまずは会いに行ってみることをされているそうです。

これには立場や年齢は関係がないとのことなので、僕もやってみようと素直に思いました。

おすすめ書籍について

未来を予想する手段としてSFを読むことをおすすめされています。この本の中では以下の5冊が紹介されていました。

幼年期の終わり

折りたたみ北京

日本沈没

ハーモニー

われはロボット

また、チョット別の文脈ですがこちらの冒険歌手という本も。

以上です。気になった方は全部をぜひ読んでみてください!