J・P・ホーガン『未来からのホットライン』感想——シュタインズゲートの原点となったハードSF
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J・P・ホーガンの『未来からのホットライン』を読みました。1980年に出版されたSF小説です。
『シュタインズゲート』との関係
この作品は『STEINS;GATE』(シュタインズゲート)の発想の元になったことで知られています。また、「シン・エヴァンゲリオン」の英語タイトル「THRICE UPON A TIME」はこの小説のオリジナルタイトルでもあります。
あらすじ
スコットランドの古城にラボを構えるノーベル賞受賞物理学者が、過去の自分に「60秒前まで」「6文字以内」のメッセージを送れる装置を開発します。孫のマードックとビジネスパートナーのリーが呼ばれ、研究チームが組まれます。
実験を重ねるうちに、その技術は世界規模の危機と絡み合っていきます。
感想
SF小説を読んだのはこれが初めてでした。登場人物に科学者や技術者が多く、話題が物理学を中心に展開します。理系的な思考の積み上げ方——気になることが出ると何日も考え続ける、目の前の問題に集中してしまう——といった場面に共感する部分が多かったです。
普段読む純文学や恋愛小説とは違う読み感があり、新鮮でした。
「60秒前にしかメッセージを送れない」という制約がシンプルで、そこから膨らむ問題設定が面白いです。シュタインズゲートが好きな人や、ハードSFに入門したい人には合う作品だと思います。
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