黄金比・白銀比とは何か——カメラの構図に使えるか実際に調べてみた
大阪の万博記念公園を一人旅していたとき、旅行中のご夫婦と写真を撮り合いました。そのとき、ご主人のカメラアプリに見慣れない補助線があることに気づきました。自分がいつも使う三分割の直線ではなく、うねった曲線。帰宅してから調べてみると、「フィボナッチ螺旋」という補助線で、黄金比と関係があるものでした。
そこから、黄金比・白銀比について調べたことをまとめます。
黄金比・白銀比とは
黄金比も白銀比も、「同じ比率が繰り返される」構造を持つ数値的な比です。
**黄金比(約1:1.618)**は、ギリシャの神殿やパルテノン神殿などに用いられ、人間が美しいと感じやすい比率とされています。フィボナッチ数列(1, 1, 2, 3, 5, 8, 13…)の隣り合う数の比が黄金比に近づいていきます。
**白銀比(約1:1.414)**は√2の比率で、A4→A3→A2のように紙のサイズが拡大・縮小されるときに保たれる比率です。身近なところではA判用紙がそのままです。
フィボナッチ螺旋とは
黄金比を視覚化した補助線がフィボナッチ螺旋です。正方形を黄金比に分割しながら積み重ねていくと自然にできる渦巻き状の曲線で、カメラアプリに補助線として表示できるものもあります。
アンモナイトや台風の渦など、自然界にもよく現れるパターンです。
カメラの構図に使えるか
調べた結論は「使えるが、初心者には不要」でした。
黄金比の補助線を意識して構図を決める撮影者もいますが、多くのサイトで共通して言われていたのは「まずは三分割法を身につけるほうが先」ということでした。
三分割法は画面を縦横3分割した9マスのグリッドで、被写体を交点に置くだけで安定した構図になります。iPhoneなら「設定 → カメラ → グリッド」で表示できます。
黄金比は三分割法に慣れてから、気になるときに試してみる程度で十分そうです。
まとめ
- 黄金比(1:1.618)は自然界や建築に現れる美の比率
- 白銀比(1:1.414)はA4などの紙サイズに使われている
- カメラの構図への応用はあるが、初心者は三分割法から入るほうがよい
- フィボナッチ螺旋は黄金比を視覚化した補助線
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