ギバーになるには——「与える人」に近づくための考え方5つ

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ギバー(Giver)とは「与える人」のことです。アダム・グラントの研究によると、成功者の中にギバーが多い一方で、最下層にもギバーがいます。中間にいるのは「もらったら返す」マッチャー、それ以外は「もらうだけ」のテイカーです。

この概念を知ったとき、なるほどとは思ったものの、すぐには実践できませんでした。

なぜギバーになれなかったか

たとえば自分だけが知っているお得な情報やお店があったとき、「教えてしまうと自分の優位性がなくなる」という感覚が先に来ていました。独り占めすることへの安心感、他者より得している感覚。それが行動の邪魔をしていました。

ギバーに近づくための5つの考え方

1. 楽しみは共有すると増える

美味しい店を一人で楽しむより、複数人で「これ美味しいね」と共有するほうが体験の密度が上がります。情報を手元に置いておくより、使って還元したほうが楽しい場面が増えます。

2. GIVEすることでGIVEされる

人には「返報性の法則」があります。何かしてもらったらお返ししたくなる心理です。お店を5人に教えたら、その人たちから5軒のおすすめを返してもらえるかもしれません。自分で5軒調べるよりも効率がいいです。

3. そもそも自分はどこから得たか

自分が持っている情報も、元をたどれば誰かが教えてくれたものや、インターネット上の誰かが書いたものです。独自に生み出したものではない。そう考えると、受け取ったものを次へ渡すことは自然なことに見えてきます。

4. 先に紹介した人への信頼が残る

いい情報はいずれ広まります。後から他の人が同じ情報を広めた場合、先に知っていたのに黙っていた自分には何も残りません。先に紹介すれば「この人はいいものを持っている」という信頼が残ります。

5. 全体にとって良い選択をする

独り占めは自分にとってプラスでも、周囲にとってはニュートラルです。シェアすれば周囲にとってもプラスになります。「自分が幸せにしたい人たちにとって良い方を選ぶ」という基準で考えると、行動が変わります。

注意点:自己犠牲ではない

ギバーは自分を犠牲にする人ではありません。「まず自分が満足して、余裕ができた分を周りに与える」くらいが長続きするペースです。燃え尽きるまで与え続けるのはギバーではなく消耗です。

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