ドラマ『ケイゾク』感想|SPECとのつながりと「狂気」の魅力

ドラマ『ケイゾク』感想|SPECとのつながりと「狂気」の魅力

3分で読める カルチャー
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SPECを観終えた流れでケイゾクを一気見しました。SPECがケイゾクの続編にあたるドラマと知り、順番を逆に辿る形で観ることになりましたが、これが正解でした。

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あらすじ

中谷美紀演じる東大卒の天才刑事・柴田純と、渡部篤郎演じる真山徹のペアが主人公。警視庁捜査一課弐係、通称「ケイゾク」に配属された2人が迷宮入り事件を解決していく刑事ドラマです。

SPECと違い超能力は前面には出ず、「未解決事件を解決する」という骨格はオーソドックスな刑事ドラマです。ただ扱う事件の質感がやや異質で、それがこのドラマの個性になっています。

放送:1999年1月〜3月(TBS)
脚本:西荻弓絵/清水東
主題歌:中谷美紀「クロニック・ラヴ」

魅力3つ

1. SPECとのつながり

SPECを先に観ていると楽しみが倍増します。柴田純と当麻紗綾の雰囲気が似ていること、2人の上司として竜雷太演じる野々村光太郎係長が共通して登場すること、ところどころに仕掛けられた小ネタ——これをSPEC視聴済みの状態で観るのが一番おいしい見方です。

2. 「狂」の空気感

ケイゾクに持ち込まれる事件は少し不気味な色をしています。怪奇現象めいた案件、犯人の奇妙な行動原理、ホラーに近い映像表現。純粋な犯罪捜査ドラマではなく、狂気の雰囲気を楽しむドラマです。この空気感が合うかどうかで評価が分かれると思います。自分はこれが好きでした。

3. 真山徹というキャラクター

SPECの瀬文と対比される存在ですが、真山には瀬文にない「男の渋さ」があります。柴田に見せる不器用な優しさと、犯罪者に対する容赦のなさのギャップが魅力です。ケイゾクのみに登場するキャラクターで、SPECには出てきません。それが余計に印象を強くしています。

観ての感想

放送から25年以上経っていますが、まだ観られます。携帯がほぼ普及していない時代の描写や言葉遣いに時代を感じますが、ストーリー自体は普通に楽しめました。

「裏切り」を扱った事件が多く、それが何か大きな伏線になるのかと思いながら観ていましたが、最後まで明示的な回収はありませんでした。意図的なのか、そういうドラマなのか。

個人的にはSPECの方が好みです。ただケイゾクを先に観てからSPECを観ると、SPECをより深く楽しめると思います。

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