パリピじゃない自分が、一人でイビザ島のクラブに飛び込んだ2日間

パリピじゃない自分が、一人でイビザ島のクラブに飛び込んだ2日間

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正直に言うと、イビザ島に着くまでずっと不安でした。パリピの島と聞いていて、自分はそのノリに合わせられるのか。一人で有名クラブに飛び込んで浮かないか。治安は大丈夫なのか。

結論から言えば、海は最高に気持ちよく、クラブも思いきって飛び込んでよかったです。この記事では、パリピでもない自分が一人でイビザの夜に飛び込んだ2日間を、正直に書いていきます。

旅の全貌はこちらにまとめています。

なぜ、パリピでもない自分がイビザへ

イビザ島は、世界的なクラブや有名DJのパーティで知られる場所です。夜な夜な音楽が鳴り響く、いわゆるパリピの島という印象がありました。自分はそのタイプではないのですが、それでも行きたいと思った理由が二つあります。

一つは、ベルギーのフェス「Tomorrowland」のYouTubeで見た、あの熱狂です。海外のフェスやパーティがどんなものか、一度この身で体験してみたいとずっと思っていました。

もう一つは、夕日です。インスタや旅行サイトで見た、オレンジに染まるイビザの空と海。あれを自分の目で見てみたくて、今回の訪問を決めました。ちなみに島の名前は「イビザ」でも「イビサ」でもいいそうです。

移動と宿選び(サンアントニオに一人で)

イビザ島へは、バルセロナから飛行機で約2時間。アクセスは意外と簡単でした。

宿泊地としては、空港近くで島の南部にあるイビザタウンと、北西部に面したサンアントニオという街が主流のようです。自分が調べたときはイビザタウンの予算内の宿が埋まっていたので、今回はサンアントニオに泊まることにしました。

サンアントニオは島の西側なので夕日を見るには良い立地ですが、ビーチやクラブ、空港からは少し離れるというデメリットもあります。空港からは45分ほどバスに乗り、6ユーロくらいでした。

到着すると、南国リゾートの雰囲気に満ちていました

一人で過ごすイビザのビーチ

イビザには有名なビーチがいくつもありますが、今回行けたのは宿のあるサンアントニオ付近です。

なかでも カラ・サラダ というビーチが印象的でした。サンアントニオの船着き場からボートで20分ほどかかりますが、人が少なくプライベートな雰囲気があり、水の透明度もとても高かったです。

こんな雰囲気のビーチがたくさんあります

なかでもカラ・サラダというビーチは、サンアントニオの船着き場から20分ほど。隠れ家のようなプライベート感と、水の透明さがとても良くて、一人でぼんやり過ごすのにちょうどよかったです。クラブの喧騒とは正反対の、こういう静かな時間もイビザの一面でした。

隠れ家ビーチ感のあるカラ・サラダ 赤い太陽と青い海

近くにはフォルメンテラ島という島もあり、船も出ています。「せっかくなのでパリピの雰囲気を思いきり味わおう」とボートパーティも申し込んだのですが、こちらはあいにくの荒天で欠航。さっそく一つ目の予定が外れました。

夕日は見られなかったけれど

楽しみにしていた夕日も、見ることができませんでした。

サンアントニオ付近では、夕日をビーチからも、有名DJの音楽とお酒を楽しみながらも眺められます。カフェ・デル・マールという店が有名ですが、予算的に厳しかったので、近くで別の店を探しました。

見つけたのが Kashbah Ibiza Sunset というお店で、ここがとても良かったです。

ソファ席があって寝転がりながら海を眺められ、タパスとお酒もおいしく、店員さんも親切でした。滞在した2日間の夜はどちらもここに通うくらい気に入っていたのですが、残念ながら天気が悪くてきれいな夕日は見られませんでした。いつかリベンジに来たいと思っています。一人旅は、こういう「次に来る理由」が増えていくのも悪くありません。

一人でクラブに飛び込む — Amnesiaの夜

そして、いよいよ本題のナイトライフです。一人で有名クラブに入るのは、正直いちばん緊張しました。

イビザでは5〜10月のシーズン中、島じゅうのクラブで毎日のようにパーティが開かれていて、その多くを世界的に有名なDJが回しています。しかもクラブと宿街を24時間のクラブバスが結んでいるので、終電や時間を気にせずに楽しめます。一人でも、帰りの足を心配しなくていいのはありがたいところでした。

開催中のパーティは以下のサイトで確認できます。チケットは当日ドアで買うととても高いので、事前にネットで買うか、島内のホテルで手配してもらうか、割引券を島で手に入れるのがおすすめです。

初日に選んだのは Amnesia というクラブです。泡パーティで有名な箱で、規模や設備はたしかに圧巻でした。

響く低音とレーザー光

テクノな雰囲気のイベントでした

箱の大きさも設備も文句なしでした。ただ、この日のイベントがドラムンベースで自分には合わず、一人ということもあってどうにも乗りきれませんでした。緊張して飛び込んだわりに、ふわふわしたまま夜が終わってしまった感じです。ここで学んだのは、イビザのクラブは箱の有名さではなく、その日のパーティ内容で選んだほうがいい、ということでした。

デビッドゲッタの熱狂に飲まれた夜(Ushuaïa)

その教訓を抱えて臨んだ翌日の夜が、この旅のハイライトになりました。

向かったのは、DJデビッドゲッタのパーティ「F*** Me I’m Famous!」です。会場のUshuaïaはイビザタウン寄りで、サンアントニオからは少し遠かったのですが、行く価値が十分ありました。ホテルに併設された屋外のクラブで、空の下、設備も人の熱狂も桁違いです。

会場はホテル併設の屋外クラブ、Ushuaïa デビッドゲッタ本人の演奏 クライマックスの盛り上がりがすごかった

デビッドゲッタの生のプレイが始まると、一人で来たことなんてどうでもよくなりました。周りの誰もが音に身を任せていて、自分も気づけばその熱狂の一部になっていました。パリピのノリに合わせられるか、なんて心配は、あの会場では完全に消えていました。前日のAmnesiaと同じイビザとは思えないほどで、来てよかったと心から思いました。

それで、一人でも大丈夫だったのか

行く前にあれだけ心配していた治安やノリは、結果的にほとんど杞憂でした。たしかに道で薬を売られそうになったことはありましたが、はっきり断ればしつこくはされず、身の危険を感じる場面はありませんでした。海は気持ちよく、クラブも飛び込んでみれば、一人でも十分に楽しめます。

パリピでなくても、一人でも、イビザの夜には飛び込む価値がありました。また来られるように、ちゃんと仕事を頑張ろうと思います。

次はバルセロナに戻ります。

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井上 周(Amane Inoue)の個人ブログです。技術・読書・ドラマ・旅・大学生活のことを書いています。