バルセロナのおすすめスポット地図|住んでいる自分が選んだ16か所

9分で読めるライフスタイル
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目次
  1. バルセロナのおすすめスポット16か所の地図
  2. 明るい夜は、海沿いのテラスと立ち飲みに使う
  3. 市場は、買い物より食事で使う
  4. 観光の動線から一本外れて、ボルン地区を歩く
  5. 暑い時間帯を避けて、夜を長く使う

2023年にヨーロッパをひとり旅したとき、自分はバルセロナに数日滞在して、ガウディ建築を端から見て回りました。その同じ街にいまは住んでいて、おすすめの場所を選んでみると、ガウディ建築はひとつも入りませんでした。入ったのは、海沿いのテラス、立ち飲みバル、市場の中の食堂、夕日の見える場所です。

選んだ16か所を、1枚の地図にしました。すべてにピンを立ててあり、ピンか一覧のボタンから Google マップを開けます。自分の Google マップに1件ずつ保存しなくても、このページをブックマークしておけば、現地でそのまま使えます。

バルセロナのおすすめスポット16か所の地図

番号は地図と一覧で共通です。ピンを押すと店名と Google マップへのリンクが出ます。一覧の「店の詳細」は、店ごとの感想と写真を書いた記事につながっています。

パエリア

1

Xiringuito Escribà

ビーチサイドのテラスで食べる、鶏肉と野菜のパエリアです。

📍 ポブレノウ(ボガテル海岸)
Xiringuito Escribàのテラスで食べたパエリア
2

Sal Mar

パエリアが評判で、クロケタスもおいしい海沿いの店です。

📍 バルセロネータ
バルセロネータのテラス席とクロケタス

タパス

3

El Mercat

チキンウィングや魚のグリルを白ワインと楽しめるタパスの店です。

📍 アシャンプラ
グリルした魚と白ワイン
4

El Nacional Barcelona

古い建物を改装した空間に複数の店が同居しています。

📍 アシャンプラ

立ち飲みバル

5

Can Paixano

赤いカヴァが名物で、木のブロックで会計する立ち飲みバルです。

📍 バルセロネータ
Can Paixanoのカウンターとメニュー
6

El Xampanyet

カヴァが1杯2ユーロほど。行列の店で、夜の営業が始まる19時直後が狙い目です。月曜と8月は休みです。

📍 ボルン地区

ピンチョス

7

Golfo de Bizkaia

ショーケースのピンチョスを選べるバルです。

📍 ボルン地区
8

Euskal Etxea Taberna

バスク文化センター併設の、ピンチョスの種類が豊富な老舗です。

📍 ボルン地区

カフェ・甘いもの

9

D·Origen Coffee Roasters

浅煎りやドリップが飲める、自家焙煎のコーヒースタンドです。

📍 アシャンプラ
10

Gelato Collection

ジェラートでいちばんすすめたい店です。

📍 ランブラス通り(カタルーニャ広場寄り)
11

Xurreria Laietana

揚げたてのチュロスを温かいチョコラテで食べる有名店です。

📍 旧市街(ライエタナ通り)
チュロスとチョコラテ
12

Jon Cake

表面を香ばしく焼いたチーズケーキの専門店です。

📍 サンタ・カタリーナ市場の近く
Jon Cakeのチーズケーキ

夕日

13

Mirador del Nou Passeig del Trencaones

バルセロネータの海沿いで、夕日が一番きれいだった展望エリアです。

📍 バルセロネータの南端
バルセロナの港に沈む夕日
14

Restaurante Julieta's

夕日スポットから歩いて10分ほどのところにある店です。

📍 バルセロネータの南端

そのほか

15

Parada Torres(サンタ・カタリーナ市場)

バカラオのガーリック煮とベルモットがおいしい、市場の中の店です。

📍 サンタ・カタリーナ市場の中
バカラオのガーリック煮とエンサラディーリャ
16

サンタ・マリア・ダル・マル教会

石造りのヴォールト天井とステンドグラスが美しいゴシック教会です。

📍 ボルン地区
サンタ・マリア・ダル・マル教会の内部

ピンは、海沿いに南北へ並ぶもの、旧市街のボルン地区とサンタ・カタリーナ市場のまわり、アシャンプラ地区の3つに分かれています。ボルン地区と市場のまわりは歩いて回れる距離なので、半日あればまとめて寄れます。海沿いは端から端まで離れているので、パエリアの店と夕日の場所は別の日に分けるほうが楽です。

名所の解説は、この記事ではしません。街がなぜあの形をしているのかという背景は、別の記事に書いています。

ここから先は、この地図をどの時間帯にどう使うかの話です。

明るい夜は、海沿いのテラスと立ち飲みに使う

夏のバルセロナは、仕事を終えた20時でもまだ昼間のように明るく、日が沈むのは21時を回ってからです。現地の人が夕食を取り始めるのも21時ごろ。観光を終えたあとに、もう一度出かけられるだけの時間が残っています。

その時間を使うなら、市街地から歩いて30分ほどの海沿い、バルセロネータです。Sal Mar のテラスでは、クロケタス(コロッケ)をつまみながら炭酸水を飲んで過ごしました。パエリアの評判が高い店で、自分もその後パエリアを食べに行きました。

バルセロネータのテラス席に並んだクロケタスとグラス
バルセロネータのテラス席。奥に帆の形をしたホテルが見える

テラスには難点もあります。こちらは喫煙者が多く、屋外の席では隣の煙がそのまま流れてきます。自分も住み始めた頃は、街の空気が少し汚いと感じました。煙が苦手なら、次に書く立ち飲みバルのような屋内の店を選ぶほうが楽です。

立ち飲みなら Can Paixano です。赤いカヴァ(スパークリングワイン)が1杯2ユーロほどで、最初の注文で番号の書かれた木のブロックを受け取り、追加のたびにそれを見せて、最後にブロックで会計します。英語はあまり通じませんが、メニューが公式サイトに載っているので、先に見ておけば指さしで頼めます。

立ち飲みはもう1軒、ボルン地区の El Xampanyet があります。こちらもカヴァが1杯2ユーロほどで飲めます。いつも行列ができているので、夜の営業が始まる19時直後を狙います。月曜と8月は休みです。

飲む前に夕日を見るなら、バルセロネータの海沿いにある展望エリアの周辺がいちばんきれいでした。

バルセロナの港に沈む夕日
バルセロネータの海沿いから見た港の夕日

市場は、買い物より食事で使う

市場を歩くと、その街の暮らしが見えます。ただ、旅行者が食材を買っても、宿にキッチンがなければ持て余します。それに言葉の壁もあります。住み始めた頃の自分は、スーパーの棚の表示がスペイン語だけで、手に取ったものがシャンプーなのかコンディショナーなのかも確信が持てず、翻訳アプリをかざしながら買い物をしていました。

そこで旅行者にすすめたいのが、市場の中で食べることです。旧市街のサンタ・カタリーナ市場(Mercat de Santa Caterina)の構内にある Parada Torres では、バカラオ(タラ)のガーリック煮とエンサラディーリャ(ポテトサラダ)を白ワインと一緒に食べました。比較的新しい店ですが、味はしっかりしています。市場の活気の中に座って食べられるので、買い物をしなくても市場に来た実感が残ります。

バカラオのガーリック煮とエンサラディーリャ、白ワイン
Parada Torres のバカラオとエンサラディーリャ

水や日焼け止めのような日用品は、市場ではなくスーパーで買います。地元の定番は Mercadona という大型スーパーで、品揃えがよく値段も手頃です。日曜は休みなので、週末に着く旅程なら土曜のうちに寄っておくと安心です。

観光の動線から一本外れて、ボルン地区を歩く

サンタ・カタリーナ市場から歩いていける旧市街のボルン地区は、地図の中でもピンがいちばん集まっている場所です。ゴシック地区の名所からは少し外れますが、食べる店と立ち寄る場所が歩ける範囲にまとまっています。

ここで試してほしいのが、バスク地方スタイルのピンチョス(一口サイズのつまみ)です。Golfo de Bizkaia では、カウンターに並んだピンチョスを自分の皿に取っていき、最後に楊枝の本数で会計します。1本あたり2〜4ユーロほど。温かい料理は店員が皿を持って回ってきますが、混んでいるときは回ってこないので、待たずに自分で取りに行きます。

食べたあとは、サンタ・マリア・ダル・マル教会に寄ります。高い石造りの天井とステンドグラスのあるゴシック教会で、自分が入ったときは夜に無料で開放されていました。開放の時間帯は曜日によって変わる場合があるので、入れたら運がよいくらいに考えておくのが無難です。

サンタ・マリア・ダル・マル教会の内部
石の柱が高く伸びるサンタ・マリア・ダル・マル教会

一本外れるといっても、どこでも歩いてよいわけではありません。ゴシック地区の西隣にあるラバル地区(El Raval)は、夜になると薄暗く治安もよくないので、夜の散歩コースには入れません。スリも普通にいる街です。気をつける点は、暮らしの実用ガイドにまとめました。

暑い時間帯を避けて、夜を長く使う

ここまでの過ごし方は、どれも夕方以降に寄っています。理由は暑さです。夏は14〜16時がいちばん暑く、この時間帯に屋外を歩き回ると、夜まで体力が残りません。

組み方は単純です。屋外の名所は午前のうちに回り、暑い時間帯は屋内で過ごすか宿で休み、19時ごろからもう一度出かけます。El Xampanyet の夜の営業開始が19時、夕日が21時ごろ、夕食が21時過ぎ。この順番で動くと、現地の人の生活のリズムにそのまま重なります。

費用は、ドリンク2杯とタパス2品で1人25ユーロ前後が目安です。パエリアを足すともう少し上がりますが、1皿の量が多いので、分け合えばそれほど高くつきません。予定を詰め込む日ばかりにせず、夕方から何も決めていない日を1日入れておくと、地図の場所をいくつか回れます。

店ごとの詳しい話と写真は、こちらの記事にあります。

長めの滞在で日本の味が恋しくなったときの話は、食と物価の記事に書きました。

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井上 周(Amane Inoue)の個人ブログです。技術・読書・ドラマ・旅・大学生活のことを書いています。