バルセロナの地元グルメ|在住者が通うパエリア・タパス・バル・ピンチョス
目次
- パエリア — バルセロネータの海沿いで
- ❶【Xiringuito Escribà】海辺のテラスで食べる王道パエリア
- ❷【Sal Mar】タパスもうまい、海沿いの一軒
- タパスレストラン
- ❸【El Mercat】気軽に入れるタパスの店
- ❹【El Nacional Barcelona】1つの建物にいくつもの店が入る食の空間
- スペシャリティコーヒー
- ❺【D·Origen Coffee Roasters】自家焙煎のコーヒースタンド
- スペインバル — 本物は立ち飲み
- ❻【Can Paixano(La Xampanyeria)】赤いカヴァが2ユーロの立ち飲みバル
- バスク地方スタイルのピンチョス — ボルン地区
- ❼【Golfo de Bizkaia】ボルンのピンチョスバル
- ❽【Euskal Etxea Taberna】バスク文化センター併設の老舗
- スイーツ
- ❾【Panna Gelati】ボルンのジェラテリア
- ❿【Xurreria Laietana】チュロスならここが大人気
- ⓫【Jon Cake】バスクチーズケーキ
- 夕日と、市場と、教会
- ⓬【Mirador del Nou Passeig del Trencaones】バルセロネータの夕日
- ⓭【Parada Torres】サンタ・カタリーナ市場の中の店
- ⓮【サンタ・マリア・ダル・マル教会 Santa Maria del Mar】食後に立ち寄れるゴシック教会
- 次に読む
夜7時、バルセロネータの裏通りにある立ち飲みのバルに入ると、最初に受け取るのは番号が書かれた木のブロックでした。メニューは指さしで注文し、追加のときもブロックを見せながら頼んで、最後はそのブロックで会計します。赤いカヴァ(スパークリングワイン)は1杯2ユーロ。英語はあまり通じませんが、困ることはまったくなく、気づけば地元の人たちに混ざって飲んでいました。
この記事には、サグラダ・ファミリアもグエル公園も出てきません。名所の観光情報はガイドブックに任せて、ここに書くのは、バルセロナに暮らす自分が日本から遊びに来る友人にそのまま送っている店リストです。ネットで集めた「おすすめ10選」ではなく、実際に何度も通って確かめた店だけを並べました。
定番の見どころを一通り回ったあとで、「次はどこで何を食べよう」と考えている人に向いています。紹介する店は、海沿いのバルセロネータ地区と、旧市街のボルン地区、サンタ・カタリーナ市場の周辺に集まっていて、どれも歩いて回れる距離です。
治安や物価、お金まわりといった暮らしの実用情報は、別記事にまとめています(記事の末尾にリンクを置いています)。
パエリア — バルセロネータの海沿いで
パエリアを食べるなら、市街地から歩いて30分ほどのバルセロネータ海岸にあるこの2軒です。海を眺めながら食事が楽しめます。
❶【Xiringuito Escribà】海辺のテラスで食べる王道パエリア
ビーチサイドのテラス席で、鶏肉と野菜のパエリア(米にしっかりスープの味が染みたアロス・セコ系)をいただきました。海を眺めながら食べるパエリアは、それ自体がバルセロナらしい特別な体験になります。

❷【Sal Mar】タパスもうまい、海沿いの一軒
自分が行ったときはタパスをつまんだだけだったのですが、クロケタス(コロッケ)もおいしく、炭酸水を飲みながら過ごす時間がとても心地よかったです。パエリアの評判も高い店です。背景にW Barcelona(帆のような形のホテル)が見えるロケーションにあります。

タパスレストラン
❸【El Mercat】気軽に入れるタパスの店
チキンウィングや魚のグリル(アンチョビやイワシなど)を白ワインと一緒にいただきました。肩肘張らずに入れて、小皿をひとつずつ気兼ねなく頼んでいける雰囲気が気に入っています。

❹【El Nacional Barcelona】1つの建物にいくつもの店が入る食の空間
アシャンプラ地区にある、古い倉庫を改装した広大な空間です。タパスバル、シーフード、グリル料理など複数のカウンターやレストランが同居しています。店内の雰囲気がとても良いので、何を食べるか決めずに入っても十分に楽しめます。
スペシャリティコーヒー
❺【D·Origen Coffee Roasters】自家焙煎のコーヒースタンド
スペインは深煎りのエスプレッソ文化ですが、浅煎りやドリップなどのスペシャリティコーヒーが飲みたくなったときはここに来ます。焙煎にこだわったおいしい一杯が飲めます。
スペインバル — 本物は立ち飲み
本格的なスペインバルは、実は立ち飲みが基本です。観光地化が進んで昔ながらの店は少なくなってしまいましたが、今も変わらない活気のある店が残っています。バルセロナに来たら、ぜひ一度は体験してほしい場所です。
❻【Can Paixano(La Xampanyeria)】赤いカヴァが2ユーロの立ち飲みバル
冒頭で触れた木のブロックの店がここです。「La Xampanyeria(ラ・シャンパニエリア)」の愛称でも親しまれている、赤いカヴァが名物の立ち飲みバル。1杯およそ2ユーロで楽しめます。いつも混雑していますが、19時の開店直後を狙うと入りやすいです。
注文の流れは次の通りです。
- 最初の注文時に、番号が書かれた木のブロックを受け取る
- 追加注文のときは、そのブロックを店員に見せながら頼む
- 最後にブロックを渡して会計する
英語はほとんど通じませんが、この仕組みのおかげで言葉の心配をせずに楽しめました。メニューは公式サイトでも公開されているので、事前に眺めておいて指さしで頼むのが確実です。
carta.canpaixano.com/categoria-producto/menu/top-ventas/

ちなみに、ベルモット(ハーブを漬け込んだワイン)やハモンイベリコ、クロケタスをつまみながら一杯ひっかける。こうしたカウンターでの立ち飲みこそが、バルセロナの夜の原点だと感じます。

バスク地方スタイルのピンチョス — ボルン地区
旧市街のボルン地区には、バスク地方スタイルのピンチョス(一口サイズのおつまみ)が楽しめる店があります。注文方法が独特なので、先にまとめておきます。
- カウンターに並んでいるピンチョスを、自分のお皿へ好きなだけ取っていく
- 揚げたてや温かい料理は、店員が皿に乗せて「いかがですか?」と回ってくるので、食べたいものがあれば声をかける(混んでいるときは待たずに自分から取りに行っても大丈夫です)
- ドリンクやその他の温かい料理は、店員に直接注文する
- 会計時は、食べ終えたあとの串(楊枝)の本数で精算する。串の長さによって値段が分かれている店もありますが、1本あたり2〜4ユーロ程度が目安です
最初は少し戸惑うかもしれませんが、仕組みさえ分かれば気楽で楽しいスタイルです。
❼【Golfo de Bizkaia】ボルンのピンチョスバル
ショーケースにずらりと並ぶピンチョスを選びながら、冷えたカヴァのグラスを傾ける時間が心地いいバルです。

❽【Euskal Etxea Taberna】バスク文化センター併設の老舗
バスク文化センターに併設されている、ボルン地区でも定番のピンチョス店です。並んでいる種類が豊富で、どれを選んでも外れがありません。
スイーツ
スペインは、実はジェラートのレベルがとても高いです。どの店に入っても一定以上のおいしさがあり、大きく外れることがありません。
❾【Panna Gelati】ボルンのジェラテリア
ピスタチオとバニラの2フレーバーを頼むと、店名ロゴ入りのクッキーを添えて出してくれました。

❿【Xurreria Laietana】チュロスならここが大人気
チュロスの有名店といえばここです。揚げたてのチュロスを温かいチョコラテ(濃厚なホットチョコレート)に浸して食べるのが定番の楽しみ方です。

⓫【Jon Cake】バスクチーズケーキ
サンタ・カタリーナ市場のすぐ近くにある、表面を香ばしく焼き上げたバスクチーズケーキの専門店です。

夕日と、市場と、教会
食事の合間やついでに立ち寄れる、海沿いや旧市街のお気に入りの風景もいくつか紹介します。
⓬【Mirador del Nou Passeig del Trencaones】バルセロネータの夕日
バルセロネータの海沿いで夕日を眺めるなら、この展望エリア周辺が一番きれいでした。すぐ近くにある「Restaurante Julieta’s」のテラスなら、海を眺めながら一杯飲むこともできます。

⓭【Parada Torres】サンタ・カタリーナ市場の中の店
サンタ・カタリーナ市場(Mercat de Santa Caterina)の構内にある、市場の活気をそのまま感じながら食事できる店です。バカラオ(タラ)のガーリック煮やエンサラディーリャ(ポテトサラダ)を白ワインと一緒にいただきました。比較的新しい店舗ですが、味もしっかりしていて満足度が高かったです。

⓮【サンタ・マリア・ダル・マル教会 Santa Maria del Mar】食後に立ち寄れるゴシック教会
ボルン地区にある、高い石造りのヴォールト天井とステンドグラスが美しいゴシック教会です。周辺での食事の前後にふらりと立ち寄れます。自分が入ったときは夜間に無料で開放されていました(時間帯や曜日によって異なる場合があります)。

次に読む
有名な観光名所も見ごたえがありますが、この街の魅力が一番感じられるのは、2ユーロのカヴァを立ち飲みする夕暮れや、夜21時過ぎから始まるにぎやかな食事の時間なんじゃないかと思います。ここにまとめたのは、そんな現地の暮らしの動線を、遊びに来る友人にそのまま渡しているリストです。
お金や治安、物価、言葉の不安など、滞在前に知っておきたい実用的な情報は別記事にまとめています。

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