飲茶『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』感想——仏教・儒教・禅をわかりやすく学べる入門書
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仏教・儒教・禅という言葉はよく聞くけれど、どれも「知っている」だけで「わかっていない」と感じていました。「読書のすすめ」で東洋の思想が今熱いと教えてもらい、手に取った本です。
読みやすさが特徴
飲茶さんの軽い文体なのでどんどん読み進められました。インドで生まれた仏教が中国を経て儒教になり、さらに日本に来て禅になるという東洋哲学の流れが手に取るようにわかります。各思想ごとに重要なポイントが例えや図で説明されており、かじった程度の知識でもサクサク進めました。
面白かったポイント
知ることと体感すること
「悟り」とは「知識に加えて、強烈な体験を伴った状態」だということが書かれています。西洋哲学では「知っている」ことに重きが置かれますが、東洋哲学では「体感すること」が目標とされています。
これは今の時代にも当てはまる考え方で、アウトプットや実践の重要性と一致しています。
東へ東へと進む思想
インドで生まれた仏教が中国・日本へと伝わるという流れに、文化の蓄積を感じました。日本はその東端にあり、東洋の知が集まった場所であるという見方は、日本文化を見直すきっかけになりました。
すべてはひとつである
二元論で物事を「良い・悪い」と切り分けるのではなく、受容する姿勢という東洋的な考え方は、「まぁいいかぁ」という感覚とも通じます。
読んで感じたこと
東洋思想を学んでみると、自分の中にすでにその考え方が染み込んでいる感覚がありました。入門書としてはこの本が最適です。
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