清水克衛『魂の読書』感想——本のソムリエが選ぶ日本人に必要な教養とは
「読書のすすめ」という書店を訪問したとき、店員の方にすすめられた一冊です。著者の清水克衛さんは読書ソムリエとして知られており、以前に読んだ『幸せ読書のすすめ』で本への向き合い方が変わった経験がありました。
本書の内容
自己啓発本ではなくしっかりとした教養の本を読む必要がある理由から始まり、「そもそも論」で考えることの大切さ、歴史から学ぶことの重要性、特に東洋思想の読み方が書かれています。最後は「読書のすすめ」という書店の経営理念で締めくくられています。
60冊を超える推薦本がリストアップされており、普通の書店ではあまり見かけない本ばかりです。
印象に残った言葉
古今東西、「幸せになりたい!」そう叫ぶ人は大勢いました。しかし、幸せが叶うのとそうでないことの”境”を間違っていると、いつまでたっても理会できません。
何が幸せかの定義は人によって異なります。ある定義を決めると「幸せでない」の定義も生まれてしまいます。だからこそ、広い視点を得て「自分が今どこにいてどこへ向かっているのか」を把握することが大事だと感じました。
若さの特権は反抗心や猜疑心です。お若い方々は、みんながやりたいことをあえてしないという信念をとりあえず持ってほしい。
周りに合わせなければという圧力を感じるとき、これは若さの特権だと開き直れる言葉でした。
好きなことが見つからないのなら、ご縁のあったところで精一杯がんばってみてはいかがでしょうか。
経験が少ないうちは好きなことがわからないのは当然で、探して立ち止まるより動いた方がいい、というメッセージです。
読んで感じたこと
清水さんの教養の深さに素直に感心しました。東洋的な考え方が多く、自分にはまだ判断する知識もないと感じた部分もありましたが、だからこそ教養を積む必要があると実感しました。
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