【書評】『魂の読書』(清水克衛)を読んだ感想!本のソムリエが選ぶこれからの日本人に必要な教養を得るためのひつ必読書とは?

【書評】『魂の読書』(清水克衛)を読んだ感想!本のソムリエが選ぶこれからの日本人に必要な教養を得るためのひつ必読書とは?

ご覧いただきありがとうございます!
こんにちは!!読書家の、あまね(@isaka122)です!

みなさんは、本は好きですか?

なぜ、本を読むのでしょう?

新しいことを勉強するためですか?それとも、よりよく生きるため?

僕はすごく好きです。

どんなジャンルの本を読むかというと、わりと自己啓発本やビジネス書が多かったりします。

単純に「読むのが好き」ということもあるのですが、「これからよりよく生きるため」というのも大きいと思います。

今日はそんなこれから日本人として生きる上での「おすすめ本」を「紹介」してくれる「本」を「紹介」します。

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きっかけ:「読書のすすめ」訪問

僕が本を読むようになったきっかけ。特に、ここまで本を読むようになったのは、図書館で見つけたある1冊の本を手に取ったのがきっかけでした。

それは『幸せ読書のすすめ』という本です。

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この本では著者である「本のソムリエ」こと清水克衛さんが、悩みに答えると形で本を紹介しています。

僕はこの本を読んで、「本は人の悩みを解決してくれるんだ!」と思ったのを覚えています。

そして「本って素敵だ」と思うようになったのです。

 

そしてついこの間、ずっと行きたかったこの清水さんが経営するお店「読書のすすめ」にお邪魔してきたのです。

あいにく清水さんとはお会い出来なかったのですが、店員の小川さんという方に色々とお話をしていただきました。

その中で今、清水さんのおすすめする本が紹介されている本、これから読み方を考える上で参考にして欲しい本として今回の本をおすすめされました。

 

その頃僕はぼんやりと「今の自分におすすめの本があったらいいなあ」と考えていたので、この本を買ってみることにしました。

内容

本の内容はざっくり言いますと、

自己啓発本でなくしっかりとした教養の本を読まなければいけない本当の理由からはじまり、常識で流されてしまうこと、「そもそも論」で考えることの大切さ、それに対する読書の役割が述べられています。

さらに、清水さんが考える今の日本に必要なこと、「歴史から学ぶこと」。そのためにおすすめの本。さらに、今おすすめの歴史の学び方「西郷ライン」を説明しています。

最後に、清水さんが経営されている「読書のすすめ」というお店の経営理念などが述べられて終わります。

感想:教養、本質、本、東洋。

僕が一番感じたのは、清水さんの教養の深さです。この本にはこんなことが、この事実のうらにはこんな背景がある、といったことが本書の至る所に書かれていて、ただただ感心してしまいました。

その中でも、特に東洋的な考えが多く、僕はあまり馴染みがないものだったので新鮮に感じました。

したがって清水さんがおすすめしている本もあまり普段インターネットや普通の書店では見ることが少ない本ばかりで、とても面白かったです。

もちろん、この本も清水さんの1意見にすぎないので、鵜呑みにしたりせず自分の頭で考える必要があると思うのですが、そもそも僕の頭にまだ知識もなく、経験も少ないので、判断することができません。

こういったことを判断する上でも教養は大事だなと実感しています

そして、本書のなかで散々述べれられている東洋の思想についても勉強してみたいと思いました。

そうして勉強に使ったのがこちらの本です。

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印象に残ったフレーズ

ここでは印象に残ったフレーズを紹介していきます。

古今東西、「幸せになりたい!幸せになりたい!!」そう叫ぶ人は大勢いました。しかし、幸せが叶うのとそうでないことの”境”を間違っていると、順境の中にすでに逆境の”芽”が出ていることや、逆境の時こそ順境への飛躍となることが、いつまでたっても理会できません。だから、順境が逆境になり、逆境が順境になる法則が身につきません。

「幸せになりたい」それはみんなの願いだと思います。けれども、何が「幸せ」かの定義は人によって異なるし、何か「幸せ」の定義を決めてしまうと、「幸せでない」の定義が出てきてしまいます。だからこそ、勉強することで広い大きな視点を得て、「自分が今どこにいて、どこに向かっているのか」を把握することが大事なんだと思いました。

 

若さの特権は反抗心や猜疑心です。その精神は歴史が証明してくれています。お若い方々は、みんながやりたいことをあえてしないという信念をとりあえず持ってほしいと思います。

これもなるほどそうか!という感じでした。僕もたまに無性に反抗したいときがあります。

そうしたとき、「周りに合わせないといけないかな」と悩むときもあるのですが、これも若さの特権だ!と開き直ってみんなとは違う方を向く勇気をくれたフレーズです。

 

「好きなことをして夢を叶えたいのに、私には好きなことが見つからないんです」と、おかしな悩みを抱えて何もしない人もいます。

そこでみなさんに提案です!

不況不況といっても、日本では選り好みしなければ何か仕事はあるはずです。きっと、あるはずです。ご縁のあったところで、まずは精一杯がんばってみてはいかがでしょうか。

「好きなことで生きていきたい」これは最近良く聞く言葉ですね。僕も、好きなことで生きていけたらいいなあと憧れます。

でも、実は僕もそうだったのですが、自分の好きなことなんてわからないんですよね。

今までの経験が少ないのに自分探しをしたって、そもそもまだ自分がなかったりします。

だから、ないものを探して立ち止まってしまうよりも、動いたほうがいいよ!というメッセージです。

 

NWBとは、人を喜ばせるのに必要な、とってもシンプルな三要素のことなんですよ。

N 泣かす

W 笑かす

B びっくりさせる

以前も僕は「感動させる」ということについて考えたことがあります。

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ここで、ある答えと巡り会えました!

感動させる = 喜ばせる

だったのです。

そし、その要素としてNWBの説明です。

思わずメモしてしまいました。

まとめ

このように、深い言葉や考えとともに60冊を超える本が紹介されています。

本好きな方、何か新しいことを学びたいと思っている方、これからの生き方を考えている学生のみなさん、是非読んでみてはいかがでしょうか。

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