【書評】 『なぜゴッホは貧乏でピカソは金持ちだったのか』(山口揚平)を読んだ感想!お金の知識を勉強するのにおすすめの本!

【書評】 『なぜゴッホは貧乏でピカソは金持ちだったのか』(山口揚平)を読んだ感想!お金の知識を勉強するのにおすすめの本!

こんにちは!金沢で学生をしています、あまねです。

今日は「お金」に関する本を読んだので感想を書きたいと思います。
僕なりのまとめです!

僕たちを一生悩ませることになるお金。その真実に迫ります。

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お金とは何か

この本ではまずお金は「コミュニケーションツールの一つに過ぎない』と定義されます。
「数値」によって人と人が
・価値
・信用
・使命
・覚悟
・信念
の要素をやりとりしているだけなんです。

お金 to お金

第1章では「お金でお金を増やすこと」 が取り上げられています。

人々の不安と欲望でお金は育つ

とあるようにお金、不安、欲は大きく関係しています。
確かに、僕らがお金を欲しがるときはたいてい
「何かがほしい!!」
っていう時か
「お金がなかったらどうしよう…」
ってときですよね。

幸福はお金ではなく「解釈」であるので
お金がすべてだと思わないことが大事です。

では僕たちは何に目を向ければ良いのでしょうか。

価値 to お金

その答えはこちらの章に書かれています。
続いては価値からお金についてです。
お金には
・使う
・貯める
・稼ぐ
・殖やす
・流す
の道があります。
日本人が苦手なのは「殖やす」と「流す」です。
お金を使って価値を作ったり、お金を社会に流したりすることが苦手です。

お金は価値の結果なのです。
ですから、何よりもまず「価値」を作らなければいけません。
そのためにこの書では
何よりもまずは”好き”を追求しよう。

やりたいことがみつからないならやるべきことをやろう

と書かれています。

「やるべきことと」は、「貢献すること、役に立つこと」

自分の使命を見つけるためには私心、私欲を削ること

だと書かれています。

そのためにさらに「持たない生活」をして心をNutralにすることが大事。
買い物の1,2,3ルールも紹介されています。

信用 to お金

この章では信用について書かれています。

貢献によって作られた価値をその一貫性により信用に変えます。
一貫性とはつまり「自分の信念に一貫性をもつということ」。
同じ信念にもとづいて価値を創造し続けるということですね。

信用度=専門性 + 確実土 + 親密度

という数式も紹介されていますね。

さらに、ここでは世界の三層についても紹介されています。
これまでの国家がお金の信用を担っていました。
その上に企業同士の信用があります。
そしてこれからの時代はインターネットで繋がった「個人」にも信用が生まれているのです。

確かに、今流行りのVALUなどは個人での株式ですから、個人単位でお金が動くのももうすぐそこかもしれません。

まとめ

まだまだこれだけではありませんが、この本は
お金についてたくさんの軸から書かれた本
です。

僕たちの悩みの多くを占める「お金」。
その本質を捉えることは必要だと思います。
その時におすすめとなる一冊です。

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