山口揚平『なぜゴッホは貧乏でピカソは金持ちだったのか』感想——お金とは何かを考える本
2分で読める
書籍
最終更新:
お金について考えるとき、「どう稼ぐか」という問いより先に「お金とは何か」を整理する必要があると感じて手に取った本です。
お金とはコミュニケーションツール
この本では、お金は「価値・信用・使命・覚悟・信念を数値でやりとりするコミュニケーションツール」と定義されています。
「人々の不安と欲望でお金は育つ」という言葉通り、お金と欲望と不安は深く結びついています。ただ、幸福はお金ではなく「解釈」によるものなので、お金がすべてだという前提を持ちすぎないことが大事です。
価値を作ることが先
お金には「使う・貯める・稼ぐ・殖やす・流す」の道があります。日本人が苦手なのは「殖やす」と「流す」で、価値を作ることやお金を社会に流すことへの苦手意識があります。
お金は価値の結果なので、まず「価値」を作ることが先です。そのために「好きなことを追求する」か「やるべきことをやる」(=貢献すること)という2つの道が示されています。
信用を積む
貢献によって作られた価値をその一貫性によって信用に変えていくという考え方も印象に残りました。信用度=専門性+確実さ+親密度、という数式が紹介されています。
読んで感じたこと
お金についての本ですが、「何に価値を置くか」という問いに向き合うことになる本でした。特定の投資法や節約術ではなく、お金の概念そのものを整理したい人に向いています。
この記事で紹介した本『なぜゴッホは貧乏でピカソは金持ちだったのか』 Amazon で探す記事の更新をメールで受け取る
質問・リクエストを送る
記事についての質問や、取り上げてほしいテーマがあればお気軽にどうぞ。いただいた質問はブログ記事として回答し、Q&Aページで公開することがあります。