大学の部活とサークルの違い——活動時間・人間関係・得られるものを両方経験して比べた
大学の新歓期に、部活とサークルのどちらに入るか迷う人は多いと思います。自分も迷いに迷って、結果的にラグビー部とアカペラサークルの両方に入りました。
1年間の掛け持ち経験から、正直に違いを書きます。
部活とサークル、根本的な違い
一言で言うと、部活は義務、サークルは自由です。
部活は大会・コンクールでの結果を求められます。練習への参加は原則義務で、チームとして動くことが前提です。サークルは基本的に自由参加で、「来たいときに来る」スタイルが多いです。
この違いが、活動時間・人間関係・得られるものすべてに影響します。
活動時間の違い
自分がいたラグビー部は週4〜5回、1回2〜3時間の練習でした。シーズン中は自主的な筋トレも加わり、週25時間ほど部活に使っていました。
アカペラサークルは週1〜2回、2時間程度。しかも自由参加。
一般的に言って、部活は週10〜20時間、サークルは週2〜4時間が目安だと思います。この差は大きく、他にやりたいことの量が変わってきます。
部活をしていた時期は、免許の合宿に行けなかったり、サークルの遊びに参加できなかったりしました。時間を何に使うかは、最初に確認しておくべきポイントです。
人間関係の違い
部活の人間関係は濃いです。辛い練習を一緒に乗り越えた相手とは、自然と深いつながりができます。上下関係もはっきりしていて、先輩に敬語を使うのは当たり前でした。その分、先輩からよくしてもらった記憶も多いです。
サークルの人間関係は広くて軽いです。学部・学年を越えた知り合いがたくさんできます。先輩後輩の距離感も近く、タメ口でやりとりする場面もありました。「今日来れる人で楽しもう」という空気で動いているので、ゆるく長く付き合える関係が生まれやすいです。
どちらがいいかは人によります。「仲間と本気で何かをやりたい」なら部活、「色々な人と気軽につながりたい」ならサークルが合っていると思います。
得られるものの違い
部活で得られるもの:
- 同じ目標に向かって動く経験。課題を分析して、作戦を立てて、チームで実行するプロセスを繰り返す
- 辛い時期を共にした仲間。卒業後も続く縦と横のつながり
- 自己管理の習慣。ハードなスケジュールを回し続けるには、体調・時間・優先順位の管理が必要になる
サークルで得られるもの:
- 同じ趣味を持つ人との自然なつながり。共通点があると仲良くなりやすい
- 活動以外の時間の自由。旅行、バイト、別の趣味など、大学生活の幅が広がる
- 肩の力を抜いた楽しさ。勝ち負けや結果を気にせず、純粋に好きなことをやる経験
結局どっちに入ればいいか
迷うなら、どちらに入っても正解です。どちらも「入ってみないとわからない」部分が大きいです。
判断の基準として使えるのはこの2点です。
時間をどう使いたいか。大学生活を部活中心で動かすことに納得できるなら部活。他にやりたいことが多いならサークルの方が合います。
どんな関係を作りたいか。深くて長い関係を求めるなら部活。広くて気楽な関係を求めるならサークルです。
新歓期はできるだけ多くの場所に顔を出してみてください。雰囲気は行ってみないとわかりません。自分も4月いっぱい毎日どこかの新歓に行きました。最終的に「この人たちと一緒にいたい」と思えた方に決めた、というのが正直なところです。
「どちらか1つに決められない」なら、両方入る選択肢もあります。1年間の掛け持ち経験と、途中で片方を辞めた経緯は別の記事に書きました。
兼部・兼サーは失敗してもいい——ラグビー部とアカペラサークルを掛け持ちした1年間
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