大学生のうちに社会人に会いに行くべき3つの理由——学生だから会える人がいる

大学生のうちに社会人に会いに行くべき3つの理由——学生だから会える人がいる

5分で読める大学生活
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「やりたいことがわからない」「なんかもやもやしている」という状態のとき、一番効いたのが「人に会いに行くこと」でした。大学時代に気になる社会人や先輩を訪ねて話を聞き続けた経験から、それをすすめる理由を3つ書きます。

就活のためだけでなく、「自分が何者で何をしたいのか」という問いに向き合いたいときにも、人に会うことは有効だと感じています。

1. 出会いが考え方を変える

気になる社会人に会いに行って話を聞くと、それまでの自分になかった視点が入ってきます。本や授業では得られない、その人が実際に経験したことや考え方です。

すぐに何かが大きく変わるわけではありませんが、「あのとき聞いた話が今になって効いてきた」という経験が少しずつ積み重なります。自分の中にインプットが増えるほど、もやもやしていた問いへの答えが少しずつ形になってくる感覚があります。

情報量という意味でも、一人の社会人と1時間話すと、関連する本を一冊読むのに近い密度の情報が入ってくることがあります。特にその人が「失敗したこと」「遠回りしたこと」を語ってくれるとき、書籍には載らない実感が伝わります。

自分がもやもやしていた時期を振り返ると、外に出て人と話すことで「悩んでいるのは自分だけじゃない」という安心感と、「自分はこっちの方向に興味があるんだ」という気づきが同時に得られていた気がします。考えるだけでは煮詰まる問いも、人と話すことで意外と早く方向性が見えてくることがあります。

2. 学生だから会える人がいる

複数の社会人に「学生時代にしておくべきことは何か」と聞いたとき、2人から同じ答えが返ってきました。

1人目は「学生なら気軽に会ってくれるが、社会人になると会社を通す必要が出てくる。今のうちに会っておいた方がいい」と教えてくれました。

2人目は「社会人の人間関係には利害関係が生まれてしまう。学生のうちに利害のないつながりをたくさん作っておくといい」と言っていました。

2人が別々に同じことを言っていた、というのが印象に残っています。立場も業界も違う人が同じ結論にたどり着いているということは、それだけ確からしいアドバイスだと受け取りました。学生だから会える人は確かにいます。社会人になってから同じことをしようとすると、ハードルが上がります。

「学生」という肩書きは、見知らぬ人に声をかけるときのパスポートになります。相手の立場からすると、学生からの連絡は純粋な好奇心や敬意として受け取りやすく、「少し時間を取ってあげようか」という気持ちが生まれやすいようです。社会人同士だとビジネス的な思惑が絡みやすいのとは対照的です。この非対称性が使えるのは学生の今だけです。

3. 「目標を達成するための試行錯誤」の練習になる

会いにくい人に会いたいと思ったとき、「どうすれば会えるか」を考えること自体が練習になります。

たとえば、SNSで発信して目に留めてもらう、その人が登壇しそうなイベントに参加する、共通の知人から紹介してもらう——手段は複数あります。どの方法が使えるかを考え、試してみる経験が、仕事でも繰り返し使える力になります。

会いにくいと感じる相手ほど、会えたときに得られるものが大きいことが多いです。

アポを取れなかった、返信が来なかった、という経験も含めて、「壁にぶつかって方法を変える」という繰り返しが自分を動かす力を育てます。失敗しても失うものがほとんどないのが学生の強みで、これも「今だからこそできる練習」のひとつです。

会いに行くときの注意点

相手は時間を割いてくれています。時間を守る・事前に質問を整理しておく・終わった後にお礼を伝える、この3つは最低限やっておくことです。

質問は「答えやすいもの」と「深掘りしたいもの」を混ぜるとバランスが取りやすいです。最初から核心を聞こうとすると会話が詰まることがあるので、「今の仕事のやりがいはどこにありますか」のような話しやすい質問から入り、流れを作ってから踏み込んだ質問をするとスムーズです。

話を聞いた後のお礼も、ただ「ありがとうございました」より、「特に○○というお話が印象に残りました」と一言添えるだけで相手の印象が変わります。具体的なフィードバックをもらえると、相手も「話した甲斐があった」と感じやすくなります。お礼を送るタイミングは当日中が理想です。時間が経つほど記憶が薄れ、書くのが億劫になります。話し終えてすぐ、電車の中でメモを送る習慣をつけると続けやすいです。

「会いたい人が思い浮かばない」という場合は、OB訪問サービスを使う手もあります。

OB訪問に使えるサービスの紹介

大学生のうちに動き出したいと思っているなら、「なぜ動けないのか」を掘り下げた記事や、実際に起業という選択肢を検討した記事も参考にしてみてください。

動き出せない理由を考えた話

起業という選択肢を考えた話

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