大学生の僕が本を読んで得られるものとは?

大学生の僕が本を読んで得られるものとは?

こんにちは。金沢で大学院に通っていますあまね(@isaka122)です。

「読書しなさい」

こう言われたことはありますか?
「読書はいい」いろいろなところで聞く言葉です。

・成功している人は読書をする
・年収と読書冊数には関係性がある
・優秀な人の両親の共通点は読書が好き

あなたもどこかでこういったことをきいたことがあるのではないでしょうか。

僕もこういう言葉をきいて、主に大学生になってからですが、本を読んできました。
でも、じゃあ実際に
・今までのところ読書してきてどんないいことがあったのか?
・どんなものを得られたのか?
今日はこの2つについて書きたいと思います。

僕と本の関わりについて

と、まずその前に僕と読書について軽く説明したいと思います。

僕の家族はわりと本を読む方で、父も祖父も活字が好きな人でした。
我が家にはにはわりと多くの本がありました。

その影響もあって僕も本は好きでした。
小学校に入学して一番感動したのは「図書室」でした。
それからは「『かいけつゾロリ』とか『デルトラクエスト』なんかが僕の周りでは流行で、そういった本を読んでいました。

中学校になると部活などで忙しくなり、あまり本を読まなくなりました。
けれど課題図書などが出されるとわりと進んで読んでいたような気がします。

高校生になるとだんだんといろいろ悩むことも増えてきましたが、そんなときに本に助けを求めるようになりました。

そして僕の読書欲が開花したのは大学生になってからです。
大学の図書館にはものすごい数の本がありました。
「どれも読んでみたい!」そう思ったのを覚えています。

それから僕はいろいろな本を読むようになります。
そして今までにたくさんの本を読み、これまでにブログに感想を書いたりもしています。

本を読んで得られるものとは?

さて、そんな僕が考える本を読んで得られたと思うものを今から紹介します。

知識が得られる

まずは当然、本を読むと知識が得られます。
これは小説でも実用書でも同じです。

え、小説でも知識が増えるの?
と思うかも知れませんが僕は増えると思います。

作家の人は物語を書くときに調査をします。
例えば、万城目学さんの『プリンセス・トヨトミ』という本があります。
この本は、大阪を舞台としたフィクションですが、それでも大阪の街の構造や国会の建築についてなどの知識がいたるところに登場します。

決して難しい本でなくても、本からは必ず知識を得ることができるのです。
「でも、じゃあ知識をつけてどうなるの?」
と思う人もいるかもしれません。

その質問に対する僕の答えは「知識をつけると自由になる」です。
新しい知識をつけると、新しいものの見方ができるようになります。
すると、目の前に新しい選択肢が増えると思います。
新しい選択肢が増えるということは、大きな目で見ると自分の人生の自由度が広がるということです。

例えば、好きな人に告白したいときに、電話か直接会うかで悩んでいたとしましょう。
けれど、もしもあなたが「ラブレターの書き方」を知っていたら、「手紙」という選択肢が出てくるのです。
そして「どうすればOKをもらいやすいか」ということを知識として持っていればあなたは「恋人を手に入れる」という人生の自由を手に入れることができるんです。

これが知識の力だと僕は思います。

落ち着く時間を作れる

僕にとって読書の時間は落ち着く時間です。

リラックスしたいとき、あなたはどうしていますか?

音楽を聞くとか、好きな映画を見るとか、ゲームをするとかいろいろあるかと思います。
僕にとっては本を読んでいる時間がこういう時間です。

電子的な光、デジタルから離れて、そして自分のペースで過ごすことができる時間。
自分の内面と向き合う時間です。

この時間は読書でしか得られないな、と思っています。

他人の人生を疑似体験できる

これもよく言われる話ですが、読書すると他人の人生を疑似体験できます。
もちろん本によりますが、小説なんかだとまさに当てはまりますね。

例えば、僕は高校が男子校で、大学でも工学部です。
全然「モテる!」みたいなタイプではないのですが、村上春樹さんの『ノルウェイの森』を読めば擬似的にモテる体験ができるわけです。

本来はたった一度の人生しか生きることができませんが、本の中に飛び込めば別人になって、いろいろな人生を楽しむことができます。

読む力

そしてこれが意外と大事かなと思うのですが、僕は読書したことで「読む力」をつけることができました。

読む力には大きく2つあります。
「物理的に文字を読む」という力と、内容を理解する「読解力」です。

物理的に読む力は、その名前の通り、文字を読む力です。
例えば本を読むときには目を動かしたりする必要もありますし、長い文章を読むときには集中力が必要です。
読解力は「書いてあることを理解する力」で、文脈や話の流れを理解したり、論理をつかむ力かと思います。
こうした力はもしかしたら鍛える方法があるのかもしれませんが、「本を読んで慣れる」というのは1つの方法です。

そして、何より、本を読んでこうした力がつくと、本を読むのがもっと面白くなるんです!

まとめ

ここまで僕が読書してきたことで得られたことを書いてきました。

僕の立場としては、「本を絶対読め!」みたいに強い主張をしたいとは思いません。
ただ、僕は本が好きだし、もしも読書が好きな人が1人でも増えてくれたら嬉しいです。

動機は何でもよいので、結論はやはり、「本を読もう」になります。