働く意味ってなんだろう?就活生が考えてみた
- 2018.03.22
- 就活生へ

こんにちは!
就活生をしています、あまねです。
今僕は「働く」ということについて考えているわけですが、大学生ですので一度も社会で働いたことがないわけです。
ですから、働き方を決める上で本を呼んだり、話を聞いたりしています。
その中で少しずつ働くということが見えてきたような気がするので今までの経験を踏まえて記事を書いてみたいと思います。
仕事をするとは
これは僕が大学2年生の夏休みのことです。
僕が金沢ではじめて参加した学生向けのイベントでのことでした。
主催はドットジェイピーというNPO法人です。
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このイベントでは、石川県の政治家の方のお話を聞く機会がありました。
そのなかで、1人の方が
「みなさんはこれから社会に出て仕事をすると思いますが、仕事とは「仕える事」と書きますね。
つまり仕事とは誰かの役に立つことなんです。」
ということをおっしゃっていました。
僕はこれが心に残っています。
僕のライフプランに向けてフィードバックをもらった3年の夏
そして、3年生の夏のことです。
僕は先輩からの紹介であるキャリアコンサルタントの方とお会いして、キャリアの相談をしました。
当時の僕の描いていたプランは、「40歳でリタイアして、お金と時間の自由を手に入れる」といったことです。
ですがそのキャリアコンサルタントの方からフィードバックをいただきました。
「それって君は楽をしたいだけじゃないの?」
「仕事とプライベートの軸は分けたほうがいいよ。」
「まだまだ学生の考え方。社会人の考え方に切り替える必要がある。」
コテンパンにやられてしまいました。
確かに、僕は「自由」という言葉を「楽」と履き違えていたのかもしれない。
でも、楽ができるならしたいのは事実。いったい学生と社会人の考え方の違いって何なんだろう。
僕はそれについてずっと考えてきました。
そして、それがしっかり腹落ちする出来事が起きたのです。
人材教育コンサル会社のセミナー
それからしばらくして、3年の冬にそのときとは別の人材教育コンサル企業の方のお話を聞くことがありました。
そこで学んだのは、「夢」と「志」の違いです。
そしてこれこそが、僕が前回はよくわからなかった大学生と社会人の違いだったのです。
夢:個人が自分のために持つもの
志:個人が他人や社会のために持つもの
という違いでした。
今まで僕たちは両親や家族に守られながら生きてきたわけです。
だから、自分のことだけ考えていれば良かった。
ただ誰かが作ったものを「消費」して生きてきたわけなんです。
でも、社会人になるということは今度は自らが価値を「生産」していくということだなと思いました。
人のため、社会のために自分が何かをしていくこと。
これが大学生から社会人になるということ。
僕が影響を受けた中村文昭さんも言っていたことがあります。
「喜ばせごっこをするんや!」と。
世のため人のため、人を喜ばせよう。
そして、人に喜んでもらうことを自分の喜びとしよう。
これこそが「働く」ということなんだと僕は納得しました。
ここまでくれば、あとは自分が「何で」「誰を」喜ばせていきたいのか考えればいいことになります。
ちなみに、この考えに出会ってからこのブログもより僕と同世代に、僕がしてきたことや知識で役に立つことをより意識して運営しています。
そうはいってもなかなか難しい
さて、「働く」ということがわかっても、いざそういう考え方になれるかといったら難しいですよね。
そんな人に向けておすすめの考え方をこちらで書きました。
そしてもうひとつ考え方のヒントがあるとすれば、「ある」ものに目を向けるということです。
今、この瞬間があるのは誰のおかげかを考えてみることです。
日本にいるから安心できる。
両親がいたから生まれてきた。
飲食店を経営している人、バイトの人がいるから美味しいものを食べることができる。
このような人たちに、恩返しをする。
同じ形でなくてもいいと思います。
自分なりの方法で恩返しをする。これだけですこし「人のために」行動できるのではないでしょうか。
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