出口治明『本物の思考力』感想——データ・ファクト・ロジックで考えるために必要な教養

出口治明『本物の思考力』感想——データ・ファクト・ロジックで考えるために必要な教養

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大学2年生のとき、先輩たちとやっていた読書会で初めて読んだ本です。著者の出口治明さんはライフネット生命の創業者で、グローバルに活躍するための思考力について書かれています。

一番印象に残ったこと

「いかに日本人、特に学生が何も知らないか」ということを突きつけられました。インターネットやSNSから情報を得ることは多くても、歴史や仕組みなどの「教養」はあまり知られていない、という指摘は当時刺さりました。

刺さった言葉

データ・ファクト・ロジックで考える

基本的には数字やファクトに基づいたロジックを伝えるメディアのはずですが、感覚に引っ張られてしまったような記事が増えています。

情報を受け取るとき、その根拠を確認する習慣を持つことの大切さを教わりました。

英語を学ぶことの意味

英語を身に着けて自分の価値を高め、職業選択の幅を広げていくほうが、長い人生のなかでは確実に得をする。

自動翻訳があれば英語はいらないという考え方もありますが、自分の考えを自分の言葉で正確に伝えるためには、言語を自分のものにする必要があると思います。

精読について

思考力を高めるためには、きちんと書かれたテキストを一語一句丁寧に読み込んでいくことが大切。著者の思考のプロセスを追体験することによってしか、考える力は鍛えることができない。

速読・多読が推奨される中で、精読の重要性をはっきり言ってくれる本でした。目的に応じて読み方を変えることが大事ですが、思考力を鍛えたいなら精読が一番です。

本の選び方

読みたい本から、迷わず読むべし。

迷っている時間より1文字でも読む方がいい、という考え方は今でも実践しています。

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