山口周『読書を仕事につなげる技術』を読んだ感想

山口周『読書を仕事につなげる技術』を読んだ感想

読書をして、勉強する。

それ自体も楽しい行為ですが、それよりも「自分を磨いて仕事で活躍したい」と思って読書をする人も多いのではないでしょうか。

でも、どうすれば仕事に活かせる読書ができるのか。
きっと皆が考えることだと思います。
そして世の中には読書術の本もたくさん出ていますが今回紹介するのは「なぜ世界のエリートは美意識を鍛えるのか」で有名な山口周さんの読書術が詰まった本です。

『読書を仕事につなげる技術』はこんな人におすすめ!

この本が刺さるのは

  • 仕事に活かす読書をしたいと思っている人
  • ビジネス書も好きだけど、教養も身につけたいと思っている人
  • 山口さんの本を読んでハマった人

かなと思います。

『読書を仕事につなげる技術』の内容を簡単に紹介!

この本のテーマはタイトルの通り「読書を仕事につなげる技術」です。

多くの人が「読書をして仕事ができるようになりたい」と思いながらも、なかなか読んだ本を仕事に活かせていません。
この本ではそんな人たちのために山口さんが良いと思っている、実践している方法や読むべき本の選び方が書かれています。

僕が今までに読んだこの手の本だと、本田直之さんの『レバレッジ・リーディング』なんかがわりと近かったように思います。

『読書を仕事につなげる技術』のポイントを要約

各章ごとのポイントをまとめます。

第1章「仕事につなげる読書」6つの大原則

  • 仕事で成果を出すにはビジネス書で基本技能を身に着けて、教養書で自分の個性を出すビジネス書は名著が少ないので深く浅く読めばいいし、教養書は全て読めない
  • 本のエッセンスは2割なので、後は捨てる
  • 読書は「読んだ時間に対してどれだけの成果を得られたか」で考える
  • 1回読んでも忘れてしまうので、5回読んで定着させたい。読むべき本を見つけるためにはたくさん読む必要がある
  • 10冊の本を並行して読むことで、気分が乗らないときでも読書する

第2章【ビジネス書×何を読むか】ビジネス書はこれだけ読むとよい

   
  •  名著の論理を追うのが大事なので、エッセンスだけ読んでも意味がない
  •  新刊ビジネス書はどこかの名著の本の焼き直しだ
  •  ベストセラーはたくさんの人が読んでいて差別化にならず、数年で陳腐化しまう
    

第3章【ビジネス書×どう読むか】古典には読む「順番」がある

  • ビジネス書は実践によって覚える
  • 良書が訴えるメッセージはシンプルなのでわすれない
  • わからなければどんどん飛ばす

第4章【教養書×何を読むか】好きな本を呼んで「ライバルと差別化」する

  •  仕事上の変化に対応できるのは、ビジネス書でなくて教養書から見る人間や社会の本質の知識である
  • すごい人は皆教養を知っている
  • 哲学、歴史、心理学、医学、工学、生物学、文化人類学あたりから読む
    • 定番の中で自分が面白そうなものから読もう
  • 概要→目次→本文で読むか決める
  • おもしろいと思える部分の専門化を目指そう

第5章【教養書×どう読むか】情報の「イケス」をつくれ

  • 抽象化して活用する
  • 本はノートだと思ってどんどん書き込め
  • 1回目で線を引き、2回めでそこから5箇所選び、3回目終わったら転機する
  • 単語でなく文章全体で転機をしよう
  • エバーノートを活用しよう

第6章「書店を散歩する」技術

  • 散歩するつもりで分野を超えて本を探す

第7章「本棚」で読書を仕事につなげる

  • 読了は本棚に入れて、未読はタワーに積んでおく
  • 積ん読タワーは定期的に半分にする
  • 本棚はテーマごとに

僕はこの本のエッセンスをこのように抽出しました。

『読書を仕事につなげる技術』を読んだ感想

山口さんもこの本の中で主張しているように、本を読んで読みっぱなしにしても意味がありません。
僕もこの本を読んで、次からの読書に活かさなければと思いました。

あとは「読むべきビジネス書は意外と少ない」というのも驚きでした。
新しい本がたくさん出るとつい全部キャッチアップしなければいけないように思ってしまいますが、名著を抑えておけば大丈夫であるとのことです。
この本には「ビジネス書マンダラ」というものがついており、それがとてもすごいアイテムです。
山口さんがコンサルの人々やご自身が考える「必読書」を領域ごとにわけてまとめてあるマンダラなのですが、これはなかなか貴重です!
僕のように社会に出る前の学生でも、マンダラの中央から読んでいけば必要な知識をみにつけることができます。

ぜひトライしてみようと思います。