後悔しない大学生活の過ごし方を地方大学生が考えてみる
- 2018.04.06
- 大学生へ向けて

こんにちは!新入生のみなさん、入学おめでとうございます!
辛かった受験勉強を乗り越え、これから始まる大学生活にワクワクしているのではないでしょうか?
どんな学生になりたいか、学生のうちにどんなことをしたいか、決まっていますか?
僕は「せっかく大学生になったんだ!思いっきり大学生活を満喫するぞ!」と意気込みだけはある大学生でした。
でも、当時の僕はどうすれば大学生活を満喫できるのかわからず、「大学生活 過ごし方」なんて検索していました。
もしみなさんのなかにも昔の僕のような学生がいたら、今回の記事が役に立つかなあと思い、大学生活の過ごし方を紹介します!
人生の夏休みにする
「大学は人生の夏休み」と聞いたことはありませんか?
よく大人たちからは「今のうちに遊べるだけ遊んでおきなさい!」なんて言われることもあるかと思います。
確かに大学生になれば高校までとは違って自由な時間がたくさんあるんですよね。
授業だけ出てあとは楽してのんびり遊び暮らしたり、「やっと辛かった受験勉強から解放されたので4年間は休もう!」みたいなことも存分にできるかと思います。
とりあえず毎日の授業に出て、あるいはサボれるものはできるだけサボって、ひたすらバイト!とか。
学校行ってサークルやってなんとなく毎日過ごすとか。
確かに、こういった毎日を過ごせるのも大学生の今だからこそだと思います。
でも、僕はおすすめはしません。
勉強する
最近は「勉強せずにインターンとかビジネスとかで経験を詰め!」みたいなものを見かけますが、僕はこれには疑問を感じています。
もちろんインターンやビジネスの経験を積むこと時代は大事だと思いますし、僕もそれはおすすめします。
ですが、勉強はすべきだと思います。
大学で勉強する意味には色々あるかと思いますが、僕が今一番実感しているのは「コミュニケーションツール」としての勉強です。
例えば、僕の専門はコンピュータ・サイエンスですが、プログラミングは世界共通です。
大学院1年生のときにロシアに2週間留学していましたが、自動車工場のシステムエンジニアの人に会う機会がありました。
僕の英語はそこまでペラペラではなかったのですが、同じプログラミングの経験をしていたことで共通の話題があり、すぐに仲良くなることができました。
教養は人生の幅を広げます。
そして、すぐに役に立たない教養をじっくり学べるのは大学生のうちだけだ、これは多くの社会人から僕が聴く言葉です。
以下の本でも、大学生のうちに勉強しておくことが進められています。
旅行をする
僕は高校までは群馬県で過ごしていました。
旅行は家族旅行や修学旅行くらいしか行ったことがなくて、ほとんど父がプランを立てていたので、自分の行きたいところにはいけませんでした。
でも、大学に入れば、行きたいところは自由。
国内外問わずいろいろなところにいけます。
もちろんお金はないのですが、それでも青春18切符を使ったり、ヒッチハイクをしたり、安い宿を自分で探したりといった経験は自分のキャパシティを広げてくれます。
ヒッチハイクはこれまでの人生の中でやってよかったことの1つです。
アルバイトをする
アルバイトをするというのも重要な経験かもしれません。
「スターバックスでアルバイトして、コミュ力あげたり、おしゃれになりたい!」とそう思っていた時期もありました。
でも、実際は僕の周りにはスターバックスがなかったのと、僕はアルバイトが嫌いでした。
「貴重な自分の大学生活の時間をたった1,000円やそこらに変えるなんて!」と尖っていたのであまりアルバイトはしていません。
なのでアルバイトはいいよ!とはおすすめできないのですが、それでもアルバイトをしてお金をためて留学をした知り合いもいますし、「大学生活中に大きなことをするためにお金を稼ぐ」という意味ではアルバイトも悪くないのかな、と今では思っています。
プログラミングの勉強をする
最近どこに行っても耳にする「プログラミング」という言葉。
小学校でも教わるようになりましたね。
大学生のうちに、「プログラミングを勉強しておこう」というのは悪くないと思います。
でも、僕の考えでは「どうしてプログラミングを勉強したいのか?」を考える方がもっと大事なんじゃないかと思います。
「最近の流行りだからとりあえずプログラミング!」というのも別にいいのですが、プログラミングと言っても本当に分野が広いですし、奥も深いです。
僕は専門が情報工学だったので、そもそも大学に入った目的がプログラムやコンピュータの勉強をすることでした。
留学に行く
留学は大学時代にしかいけないこと、と聞きます。
最近では奨学金もありますので、ぜひぜひ海外は行っていいと思います。
僕は大学に入った当初は「留学なんて・・・」と思っていたのですが、一度海外に行ってみたことで価値観が変わりました。
お金がなくて海外旅行に行けなくても、留学という手段なら行けるのではないでしょうか。
学生団体に参加する
学生団体というものがあります。
サークルと何が違うの?と思うのですが、僕の中では組織の目的があれば、学生団体なのかなと思います。
学生が何かの(主に社会的な)目的のために集まって行動する。
そういう行動がいいです。
サークルに入る
サークルに入るのも楽しいです。
このあたりは別の記事を書いたので、ぜひ。
ブログを書く
僕が大学に入った頃は、Youtubeやtiktokなどの動画はまだまだ来ていなかったので、情報発信はブログがまだまだ主流でした。
このブログもそうですが、実はブログを書くときにはいろいろと頭を使います。
- デザインをどうしよう?
- 読む人は何を求めているのだろう?
- どうすれば自分の考えを文章に表せるだろう?
こうしたことを継続していくと、気づくと力がついている、ということもあります。
そして、文章を書くだけならば、初期費用がかかりません。
ということで、なにげにおすすめしたいのがブログを書くということです。
全部やる!!
ここまでたくさんの過ごし方の例を出してきましたが、まとめとして「全部やる!!」を提案します。
せっかくの大学生活、思う存分やりたいことをやればいいじゃないですか。
時間はあっという間です。
悩んでいる時間ももったいない。
どんどん動いた分だけ新しいことを知れて、成長できて、やってみたいことも出てきます。
だから、まずは1歩踏み出すこと。これ本当に大事です。
みなさんがいい大学生活を過ごせることを祈ってます!!
おまけ:どうして大学時代に努力する必要があるの?
「大学時代、思いっきり遊べばいいじゃん!」という人もいると思います。
たしかに、それもあります。
でも、僕は根が真面目なのもあって、けっこう努力するのが好きなタイプです。
この記事の最後として、そんな僕が考える「大学時代に努力する意味」を書いておきます。
まず1つめは、社会人になってからも人生を楽しめる可能性が増えるからです。
自分の人生、楽しい方がいいですよね?
世の中には2種類の大人がいて、「人生を楽しんでいる大人」と、「人生を楽しめていない大人」です。
その大人たちの違いは何かと考えると、「自分の人生の楽しみ方」を知っているかどうかだと僕は思っています。
じゃあ、どうすれば自分の人生の楽しみ方をしれるのか。
僕は「とりあえずたくさんやってみる」ことが大事かと思います。
こういうことをやると自分は楽しくなるんだ!嬉しいんだ!と知ること。
そして、自分の楽しいことをやって生きていくにはどうすればいいのかを知ること。
だから何でもできる今のうちに自分と社会の両方を知ることが大事だと思うのです。
そして、社会に出る前にある程度人生の楽しみ方を知っておけば、きっと自分の人生楽しめると思うのです。
そして2つめの理由は、学生時代、できることがたくさんあります。
それをしないなんて、もったいないと思うんです。
学生だから、ある程度の失敗は許されますし、失うものもほとんどありません。
一度社会に出てしまうと、会社の名前や個人の信用を背負うことになるので、なかなか無茶はできないんだろうと思います。
だから、動かないなんて、もったいないですよ!
ちょっと調べてみれば、飲み会以外の学生の楽しみなんてたくさん見つかります。
将来、
「もっと学生時代動いておけたな」
きっとそう思うことがあるのではないですか?
やらない後悔よりも、やってしまった後悔の方がいい。
僕はそう思います。
だから、確かに人生の夏休みを過ごすのもひとつではあるのですが、自分がこの先楽しんで過ごせるように将来を見据えて行動することをおすすめします。
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