ワクワクが伝わってくる!映画『グレイテストショーマン』の評価・感想を書きました。

ワクワクが伝わってくる!映画『グレイテストショーマン』の評価・感想を書きました。

こんにちは!
今日は最近流行りの映画『グレイテストショーマン』を観に行ってきたのでその感想を書きたいと思います。
多少のネタバレを含みますのでご注意ください。

グレイテスト・ショーマンとは?

そもそも僕がこの映画を知ったのはあんちゃ(@annin_book)さんのツイートがきっかけでした。

ちなみに僕はこのあんちゃさんとお会いしたことがあるのですが、その記事はこちらです。

好きなことで生きていく!あんちゃさんとイベントで会ってきた。『アソビくるう人生をきみに。』出版記念イベント!

そしてこのツイートを観た後、おもしろそう!と思って前情報一切なしに映画館へ飛び込んだのです。

内容をざっくり説明しますと、この映画は19世紀に活躍した興行師、P・T・バーナムの成功を描くミュージカル映画です。

貧しい生まれのバーナムが自分の夢を叶えるため、裕福な生まれの妻や娘たちとともに、ニューヨークの博物館から「グレイテストショー」を作り上げるまでの物語が歌とダンスを交えて描かれています。

感想

それではここから僕の感想です。

音楽っていいなって改めて感激

もともと僕は小さいころからミュージカルが好きでした。
ですが、初めてのミュージカル映画はは高校生の時に観た『レ・ミゼラブル』です。

このとき、ミュージカル映画のスケールや歌の素晴らしさに感動したのを覚えています。

そして今回、ちょっと大きくなった大学生の今観た『グレイテストショーマン』ですが、偶然にも主演は同じヒュー・ジャックマン。
同じ主演で、改めて歌、音楽の良さに感動してしまいました。

NYの部屋の屋上でバーナムの娘が歌い出すだけで泣きそうになったり、なんならピアノのイントロが始まったときに心熱くなりました。笑
歌声とか曲って、まっすぐに心に響いてくるし、訴えてきて、いいな〜と本当に感激してしまいました。

なんと今回はダンスも

そして今回の『グレイテストショーマン』の大きな特徴はダンス要素もたくさん入っているところです。
普通ミュージカル映画とかだと、あんまり踊っているイメージはないんですよね。
特に、『レ・ミゼラブル』とか『イントゥ・ザ・ウッズ』なんかではあんまり印象に残っていません。

でも、今回の『グレイテストショーマン』はダンスがめちゃめちゃ印象に残りました。
特に、後半のサーカスのシーンやバーのシーンでは劇中の音とマッチした動きや本当のサーカスのような空中での演出があったりして、見ていて楽しかったです!

さらに、わりとアップテンポな曲が多く、全体としてリズミカルに物語が進行して心地よかったです。

王道ストーリー

物語自体はバーナムのサクセスストーリーです。
夢想家でアントレプレナーシップ満載のバーナムがどんどん自分のショーを大きくしていこうとします。
問題があっても何かからヒントを得て彼の頭脳でなんとかしちゃいます!
そんな姿、「とても楽しそうでいいな!」と思ってしまいました。

僕が一番ワクワクしたのは途中でバーナムが同じく興行師のフィリップ・カーライルをスカウトするシーン。

「今のままで十分」「リスクは取らない」
そう答えるフィリップにバーナムは問いかけます。
「生きる喜びはあるか」「やりがいはあるか」と 。

ここでの曲がまた良かった。2人の掛け合いに魅了されました。
そして、生きる喜びややりがいという言葉ですが、最近就活をしていてやたら考える言葉です。

すぐに就活などに落とし込んでしまうのは悪い癖ですが、フィリップは「安定思考」だったのに対しバーナムは「ベンチャー精神」旺盛だったのだなと思います。

僕はというと、圧倒的後者がいいなあと思いました。
やっぱり、安定を求めるよりも生きていて楽しいか、ワクワクするかを大事にしていきたいし、どんどん新しいことから刺激を受けていきたいと考えています。

大きな成功か小さなしあわせか

物語でバーナムが最初の成功を掴むと、「もっと、もっと」と望みどんどん自分の事業を大きくしていきます。
しかし、どんなに事業が大きくなっても彼は満ち足りず、より大きな成功を求めていくんです。

でも逆に彼の奥さんはそれを望んでいません。
彼女は家族がそろっている、小さな幸せを大切にしたいと思っています。

人間の欲求ってどこまでもたぶん続いていき、きりがないのだろうと思います。
だから、きっと「何のために」「誰のために」を意識するのが大切だったのかなと思いました。
そして人は「ないもの」に目を向ければ「もっともっと」となりますが、「いまあるもの」に目を向けると自分が恵まれていることに気づくこともできると思います。
確かに叶えたい!とか欲しい!という欲求は言動力として大事なのですが、しっかり「今ここにあるもの」を大切にすることも大事だと思うのです。

すごく憧れる生き方

最後に、バーナムはとても楽しそうに生きていました。
自分のしたいことをやり、実現したいことを実現していく。
僕はその姿にとても憧れました!
確かに辛いことやきつい時期も十分にあったとは思うのですが、山も谷もすべて含めて、人生を楽しんでいたように思います。

まとめ

『グレイテストショーマン』中には実は差別などの話も出てきます。
もちろんそこに対して思うことはあるのですが、それよりも僕にとっては、音楽や踊りに合わせてなによりも「ワクワク」が伝わってくる、そんな映画だったなと思いました!