北海道の秘湖「オンネトー」に行ってみた|五色に変わる神秘の湖

北海道の秘湖「オンネトー」に行ってみた|五色に変わる神秘の湖

3分で読める 旅行
最終更新:

今日紹介するのは、北海道で訪れたとある湖のこと。

アイヌ語で「オンネトー」。日本語にすると「年老いた沼」という意味らしいのですが、その見た目は「年老いた」なんて言葉からは想像できないほど美しい湖です。別名「五色沼」とも呼ばれていて、季節・天候・時間帯・見る角度によってエメラルドグリーン、ダークブルー、エメラルドブルー、コバルトブルー、暗い緑色……と、さまざまな色に変化するんです。

オンネトーを教えてくれたアイヌの人

自分らは阿寒湖にいました。阿寒湖畔にはアイヌコタンというアイヌの人たちの集落があって、木彫りの熊や刺繍の入った民芸品が所狭しと並んでいます。その民芸品店を物色していたとき、鮮やかなブルーのお守りが目に留まりました。

お店の人に聞いてみると、「これはオンネトーという、見るときによって5色に変わる湖を表したお守りなんですよ」とのこと。近くには紫や赤など色鮮やかなお守りも並んでいました。どうやらそれぞれが湖の色を表しているようです。

「こんなにきれいな色の湖があるなら、行ってみるしかない!」ということで、急遽予定を変更して向かうことに。

オンネトーへのアクセス

オンネトーは阿寒摩周国立公園の中にあります。住所でいうと北海道足寄郡足寄町。阿寒湖から車で40分ほどの距離です。

公共交通機関でのアクセスは正直かなり厳しくて、基本的にはレンタカーが必須。阿寒湖温泉からは国道241号線を南下して、途中で道道949号線に入ると到着します。道中はほとんど森の中で、対向車もほぼ来ません。北海道の自然のスケールを実感する道のりでした。

駐車場は湖畔に無料のものがあります。トイレもありますが、かなりワイルドな佇まいです(自然の中にある、という感じ)。売店などはないので、飲み物や軽食は事前に買っておいたほうがいいです。

オンネトーへ到着!

国立公園に入り、森の中を進んでいくと、木々の間から湖面がちらっと見えてきます。駐車場に車を停めて、さっそく湖を見に行ったのですが……。

あいにくの曇り空。

五色に変わるはずのオンネトーは、この日はどんよりとした一色だけを見せてくれました。残念。でも、曇りでも十分に美しかったです。湖の周囲はぐるっと原生林に囲まれていて、背後には雌阿寒岳と阿寒富士の山容が見えます。その静けさが本当にすごかった。

観光地化されている阿寒湖とは全然違う雰囲気なんです。人もほとんどいなくて、聞こえるのは風の音と鳥の声くらい。「神秘的」という言葉がこれほど似合う場所はなかなかないと思います。

ベストシーズンと見どころ

自分は9月に訪れましたが、オンネトーのベストシーズンは 6月〜10月 と言われています。特に秋の紅葉シーズン(9月下旬〜10月上旬)は、湖の色と紅葉のコントラストが絶景だそうです。

五色に変わる理由は、湖底から温泉成分が湧き出しているからだとか。季節や天候によって湖水に含まれる成分の状態が変化し、光の反射が変わることで色が変わるんですね。晴れた日の午前中が最も色が鮮やかに見えるらしいので、次に行くときは天気をしっかりチェックしてから行きたいです。

また、湖畔には約1kmほどの散策路もあります。展望デッキからの眺めも素晴らしいとのことなので、時間があれば歩いてみるのもおすすめです。

帰り道のハプニング

オンネトーでゆっくりしているうちに、あたりはすっかり暗くなってしまいました。当然ハイビームにして森の中を運転していたのですが、突然道路沿いに野生のシカが何頭も立っていてびっくり。目がヘッドライトに反射してキラキラ光っていて、最初は何かと思いました。

北海道ではシカとの衝突事故が本当に多いらしいので、夕方以降の運転は要注意です。特にオンネトー周辺は街灯が一切ないので、暗くなる前に帰路につくのがベターだと思います。

まとめ

曇りでも十分に美しかったオンネトー。阿寒湖からそれほど遠くないのに、観光客がほとんどいなくて、静かに自然を満喫できる場所でした。次は絶対に晴れの日にリベンジしたい。五色に輝く湖面を、この目で見てみたいです。

阿寒エリアに行く予定がある方は、ぜひ足を延ばしてみてください。きっと、北海道の自然の深さを実感できると思います。

質問・リクエストを送る

記事についての質問や、取り上げてほしいテーマがあればお気軽にどうぞ。いただいた質問はブログ記事として回答し、Q&Aページで公開することがあります。