山口周『読書を仕事につなげる技術』感想——ビジネス書と教養書の使い分けが参考になった
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書籍
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読書をして仕事に活かしたいと思いながらも、読んだ内容がなかなか定着しないという悩みがありました。『なぜ世界のエリートは美意識を鍛えるのか』で知った山口周さんの読書術が知りたくて手に取った本です。
本書の核となる考え方
「ビジネス書で基本技能を身につけ、教養書で個性を出す」という使い分けが本書の軸になっています。
ビジネス書は名著の数が少なく、新刊の多くはどこかの名著の焼き直しであるため、深く浅く読めばよい。一方、教養書(哲学・歴史・心理学・文化人類学など)は変化への対応力と差別化につながるため、自分が面白いと思える分野を専門化することを勧めています。
印象に残ったポイント
読書は「時間に対する成果」で考える
本のエッセンスは約2割なので残りは捨てる、わからなければどんどん飛ばす、という割り切りが明快でした。
5回読みで定着させる
1回読んでも忘れてしまうため、5回読んで定着させることを推奨しています。1回目で線を引き、2回目で5箇所に絞り、3回目以降で転記する、というサイクルです。
積ん読タワーの管理
未読は積んでおき、定期的に半分に減らすという管理方法が実践的でした。
読んで感じたこと
「新刊をキャッチアップし続けなければ」という焦りが薄れました。名著を押さえておけばよいという考え方と、付録の「ビジネス書マンダラ」(山口さんが選んだ領域別の必読書一覧)が特に参考になりました。読書術の本の中でも実践に落とし込みやすい一冊です。
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