映画『君の膵臓を食べたい』を観た感想!「人付き合いなんてしなくない」そう思っている人に観て欲しい映画でした。

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先日、『君の膵臓を食べたい』という映画を観ました。
原作は小説で、読みたいと思いながらも結局映画で観てしまいました。

純粋に観てよかったなとそう思える作品でした!
恋愛が不足している男子大学生高校生の諸君と、「人付き合いが苦手だな」とそんなふうに思っている人に観てもらえるといいなと思った作品でした!

『君の膵臓を食べたい』のあらすじ

主人公は日々あまりパッとしない毎日を送っている高校の国語教師です。
彼は高校時代も他人にあまり興味がなく、友達も作らず、本ばかり読んでいる図書委員の高校生でした。
そんな彼ですが高校時代のある日、病院で一冊の文庫本を拾います。
タイトルは「共病文庫」という本でした。
共病文庫は「膵臓の病気により残り数年で死んでしまう」という書き出しで始まっていました。
そしてその文庫の持ち主はクラスメイトであり人気者の山内桜良だったのです。
主人公と山内桜良はそれがきっかけにだんだんと仲良くなっていくのですが、、。

「生きる」ことについて改めて考えるきっかけになった

ヒロインである山内桜良は膵臓に病気を患っています。
彼女には「未来」がありません。

そんな彼女と主人公が関わりながら仲良くなっていきます。
そんな様子を見ながらも、山内桜良はやがて死んでしまう。

そんな生命の儚さをまじまじと見せつけられた映画でした。

僕らは若いので、自分の「死」についてあまり考えませんよね。
自分が死ぬときなんて、まだまだ先のことだと思うし、実感がわかないのが正直なところです。

けれども、僕の友人でも「死」とちゃんと向き合っている人もいます。
この作品の山内桜良も自分自身の死とちゃんと向き合っていました

自分の生命が終わってしまう。

その事実を踏まえて「じゃあ生きるってなんだろう?」とそんなことを考えさせられた作品でした。

作品中ではでは1つの答えが提示されています。

山内桜良の台詞の1つに、こういうものがありました。

手を繋ぐ、ハグをする、キスをする、そうやって絆をつなぐこと。

つまり、他人と関わることが彼女にとって「生きる」ということだったんですね。

僕自身、ここのところ少し忙しくて、友人や家族との時間を少しないがしろにしていたことを反省しました。
「生きる」ということはすなわち他人と関わることだったんだ、そう思いました。

『君の膵臓を食べたい』の見どころ

浜辺美波がかわいい

何よりも主演女優である浜辺美波が可愛いところがありますね!
彼女をみているだけでも心が癒やされる、そんな気がします。

何もしていない男子高校生に突然ちょっかいを掛けてくるような女子高生なんて、多少現実離れしていて「そんなことあるかよ」というツッコミもしてしまいますが、それでも許されるほど可愛かったです。透明感。

こういう女の子がいたらいいな!という男子のツボを抑えているのではないでしょうか。

ぜひ、おすすめです。