【書評】『読書という荒野』(見城徹)を読んだ感想!幻冬舎の社長の凄まじい読書に触れる。
- 2018.06.22
- ビジネス書

ご覧いただきありがとうございます!
こんにちは!!金沢で学生をしています、あまね(@isaka122)です(^^)
最近発売された、『読書という荒野』という本があります。
著者は幻冬舎の社長、見城徹さんです。
僕はこの本を読んで「今まで書評ブログや読書好き」と言っていたのがちょっと恥ずかしくなるくらいの熱いメッセージをもらいました。
今日はそんな『読書という荒野』のエッセンスを紹介したいと思います。
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『読書という荒野』を読んだきっかけ
きっかけは単純、この本がNewsPicks Bookだからです。
僕が最近良く読むビジネス本はNewsPicks Bookが多いです。
さらに、『読書という荒野』の編集者は最近注目の箕輪厚介さん。
さらにさらに、著者は幻冬舎の社長の見城さんで、タイトルが『読書という荒野』ならば、本好きな僕としては読まない理由がない!
ということで予約して購入しました。
『読書という荒野』の内容
『読書という荒野』の中には
- 見城さんが歩んで来た道
- そのなかで彼が読んできた本
- 読んで感じたこと
- 彼の人生観
このようなことが書かれていました。
たくさんの本も紹介されていて、これから読む本選びには困らなさそうです。
『読書という荒野』を読んだ感想
僕がこの本を読んで感じたのは、見城さんの本の読み方が凄まじいということ、そしてやっぱり読書は素晴らしいということです。
見城さんは『読書という荒野』のなかでたくさんの本を紹介されていますが、それを伝えるときの文章にとても熱がこもっているのが読んでいる僕からも感じられました。
それだけ本から何かを得る読み方はなかなかできるものではないと感じました。
また、僕もよく簡単に「この本の内容は〇〇でした」と伝えてしまいますが、本というのはそう簡単に一言で表せるものではないと思います。
だからこそみなさんにはブログや書評、まとめなどはあくまできっかけとして、ちゃんと本を読んでほしいなと僕は思うのです。
次に、読書の素晴らしさについて。
僕はわりと実用書などを読むことが多いのですが、見城さんは文学から得た知見を紹介しています。
その紹介を読むなかで、「小説には、人の本性や作家の洞察が描かれている」そう感じました。
そして小説という世界を通して作家の思いや人生を感じ、主人公の経験を疑似体験できる本の素晴らしさを改めて感じました。
『読書という荒野』より名フレーズ3選
僕がこの本を読んで心に刺さったフレーズを3つピックアップしたいと思います。
主に読書に関することが多いです。
まずはこちら、「どんな本を読めばいいのか?」というみんなが思う疑問に対する見城さんの解答があります。
ただ、仮に本を選ぶアドバイスをするとしたら、人間や社会の本質が書かれている、古典といわれる文学や神話をおすすめしたい。 p11
基本的には「読みたい本を読めばいい」という考えの見城さんですが、その後に本質的な本を読むことがおすすめされていました。
人間は1つの人生しか生きられないが、読書をすれば無数の人生を体験できる。 p50
これは僕もすごく共感します。
実用書にしろ、小説にしろ、読書をすることで人生を疑似体験できるのです。
これが読書の面白さです。
困難を突破する答えは、スマートフォンで検索すると出てくるように錯覚しがちだ。しかしそうして出てきた答えが、自分の人生を前に進めることはない。 p192
僕の経験から言って、これは大いに共感します。
何かに困った時、つい「〇〇の仕方」などと言ってGoogle検索をしてしまいます。
でも、そこには答えがあることはごくまれです。
あっても、表面上のテクニックだったりします。
その点、本からは何かを得られることが多いです。
きっと、読書をしながら「自分の内側」を探しているのではないかと思います。
さて、ここまで『読書の荒野』を紹介してみました。
読書が好き、あるいは本を読みたいとは思っている方、ぜひ、読んでみてはいかがでしょうか?
本好きな方にはおすすめできるビジネス本です。
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